マイクロソフトから唯一学べるシンプルな企業カルチャー

1.仕事が楽しいということ
2.あなたが何かを任されたら、あなたが一番偉いということ
3.政治的な駆け引きがないということ
4.最後まで自分が責任を持つということ
5.お互いを尊重するということ

1つめは、「仕事が楽しいということ」。マイクロソフトには、一緒に働いていくことの楽しみを共有したり、仕事が楽しいと思えるような環境を作っていこうということを真面目に考える文化があった。

2つめは、「あなたが何かを任されたら、あなたが一番偉いということ」。昔からマイクロソフトには「オーナーシップ」というキーワードがある。多くの場合「オーナーシップ」というと会社の株主や親会社のことを指すが、マイクロソフトが考えるオーナーシップは「あなたが何かを任されたら、あなたが一番偉い人」という考え方を指す。例えば、ゲイツ氏の時間もお金も、与えられたリソースの中であれば全て自分が自由に使っていいリソースになる。

3つめは、「政治的な駆け引きがないということ」。お互いが協調し合いながら、お互い大事なことをちゃんと褒めたたえる文化があった。

4つめは、「最後まで自分が責任を持つということ」。古川氏は、マイクロプロセッサ「6502-BASIC」の中に入っていた紙を今でも「人生の記念品」として持っているという。そこには、「私たちが作りました。もしトラブルがあったらここに電話してください」と3人の開発者の名前がその部分だけ手書きで書かれており、そこにはゲイツ氏個人の電話番号が記載されていた。

5つめは、「お互いを尊重するということ」。これはどの社会でも言われていることかもしれないが、マイクロソフトの文化にも「お互いを尊重するということをきちんと考えなくてはいけない」という文化があった。

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1408/13/news109.html

2番以外は、どこの幼稚園でも、毎日言われていることだ。
そう、カイシャという組織は、オトナの幼稚園のようなものだ。
特に、日本の幼稚園は、「みんなと仲良くしましょうね」が一番規律として重んじられている。
社内のみんなと仲良くするために、多大な犠牲や暗黒フォースが働くケースがとても多い。
社会よりも、顧客よりも、社内の仲良くが求められる社会だからだ。

もう一度、幼稚園で教わってきたことの本当の意味を、企業カルチャーは考える時期だろう。

あなたの会社は、社会に何を提供する会社なのだろうか?

それを喜んでくれる人は誰?
誰がそれによって助けられる?

自分たちが生き延びる為の事業は事業ではない。