ついに、インターナショナル版が10月7日から予約が可能!
というニュースを見て、米Amazon.comから予約手続きを開始。
海外の住所&日本の住所を追記。
日本のクレジットカードでもOK!
送料に20.98ドル
さらに、デポジットに、15ドル
しめて、314.98ドル 割高だなぁ…。しかし円高なので90円としても 28,348円!
これで米国の新聞、雑誌をどこでも読めれば…。本当に日本の3G回線で読めるのかどうか不安だけれども、電子書籍を持ち歩くという「経験」を3万円と考えれば、安いもの。
シリコンバレーの外村さんが、#twn3でデモしてくれた時に触った時にこれなら欲しいと実感させてくれた。
もちろん、原稿ネタにもなるだろうし…。
しかし、気になるのが、Amazonがここに来て、インターナショナル版を登場させて市場拡大を狙う動機だ。
SONYの「ePub」オープン化戦略に対抗するものなのだろうか?
※ePub形式は、米国の電子書籍標準化団体のひとつであるIDPF(本部:米国ニューヨーク州)が普及を進めるXHTML+CSSベースの電子書籍ファイルフォーマットで、最近ソニーはこのePub形式への移行を積極的に進めている。DRMについてもAdobe製のADEPT(Adobe Digital Editions Protection Technology)方式
http://hon.jp/news/1.0/0/1254/
おそらく、半年後には、日本語も表示できるeBookリーダーで、新聞・雑誌は文明開化の波にさらされていることだろう。
2009年、Amazonの黒船来航は、どのようにして、日本の出版社に開国を迫っているのだろうか?
「デジタル・ペリーの黒船」には、Amazonだけでもなく、Appleも同胞のSONYもいる。
出版社、印刷所、流通、取次、書店 の流れがCD同様に大きく変わるのかも知れない。
AppleのTablet端末でも、iTunes Storeでの水平展開で、新聞・雑誌・書籍のブラウザーとしての機能が搭載されるだろう。また、そのコンテンツを活かしたアプリケーションからのライセンス副収入という、考えもしなかった収益モデルを提示されていることだろう。
Sony & Googleのオープンなプラットフォームは、青空文庫あたりともシナジーが活かせ、出版物でなかったものでさえ流通させることもできそうだ。絶版本、著作権放棄による新たな、書物の流通網が作られるのかもしれない。
いずれにせよ、2010年は、出版というビジネスが「紙に対して印刷する」というビジネスモデルから大きく変革する文明開化の年になりそうだ。
購入はこちらから… 米amazon.comの登録が必要ですが、この機会にいかがですか?
紹介ビデオ
http://www.amazon.com/gp/mpd/permalink/m2EV4VGJ1ZQMQ7