ベルギー・ブリュッセル北東のザベンテム空港で現地時間22日午前8時(日本時間同日午後4時)前、2回の爆発が起きた。さらに約1時間後には、ブリュッセル市内の地下鉄駅で爆発があった。地元メディアによると、空港の爆発では少なくとも13人が死亡し、35人が負傷したという。複数の報道によると、爆発は自爆攻撃によるものとみられる。昨年11月に起きたパリ連続襲撃の主犯格数人がブリュッセル出身だと明らかになって以来、ベルギーは厳しい警戒を続けてきた。主要共犯として4カ月にわたり国際指名手配されたサラ・アブデスラム容疑者が、18日にブリュッセル市内で逮捕されたばかりだった。