Googleカレンダーは、何と言っても検索機能がすばらしい!
いつの間にか、単なる予定表ではなく、あらゆるアポイントのデーターベースとなっている。
もっぱら、Googleカレンダーには、予定や場所などの詳細と購買した記録を残している。
後から「単語」で検索するだけで、日時や金額が表示されるからだ。これだけでも高額な商品をいくらでいつ買ったのかが一目瞭然となる。いわば、左脳で日々を考えるためのツールだ。
また、その日の記憶やインプレッションなどの、右脳の記憶は、【10年日記】を愛用している。10年日記は、「10年間なくならないメモ」となるのだ。メモほど、後になってから必要になるものはない。10年日記にメモすることによって10年間無くならない。
なんでもその日の出来事をページに記録しておくことで、数年先のことも計画でき、毎日、毎年、それを目にする機会があるからだ。データとしては3年くらい記録したくらいで毎年その時期の自分のクセのようなものが見えてくるから面白い。
この、毎日ページをめくり、ブラウズできる機能は、デジタルツールにはない。
デジタル時計で「時刻」はわかっても、アナログ時計の「時間」の「間」が読めないのと似ている。
買ってから何年経過がわかる【毎年の繰り返し】
さて、本コラムの趣旨は、Google Calendarの【毎年の繰り返し】の機能のTipsだ。
Google Calendarの【毎年の繰り返し】に設定すると、毎年その日に予定が繰り込まれる。
購買した年を明記しておくと、買ってから何年経過したかがよくわかる。
毎年表示するように設定する。
とにかく、毎年買った製品が役立っているのかを見直すことができる。
この製品は買ってから何年経過したのか…。
どのくらい使っているのか、償却できる買い物だったかどうか…と見直す機会となる。
残存価値はどれくらいあるのかもよくわかる。
コツはタイトルに西暦を表記しておくことだ。これにより今日のスケジュールにあらわれても問題がない。スケジュールの【カテゴリー】に【買った物リスト】などをいれておいても良いだろう。すると表示するしないの選択が可能となる。
他に観た、記憶に残る、忘れたくないような【映画】なども○年前の今日、あの映画を観たのか…などと、点在した記憶を未来へと引き継ぐ事ができる。
そう、人生の大切な【記憶】や忘れたくないような【特別な日】はすべて、Googleカレンダーに『記録』しておくのだ。
5年で減価償却
高額商品を購入した場合は、毎年20%程度を減価償却していくように考えている。
基本は5年間で償却だ。
そうすると、常に5年置きでアップグレードできる。
毎年自分の消費した価値は、20%づつ償却。
そして、償却が終わってからの残存価格を二次流通で販売する。
ギターや時計は、償却年数にかかわらず、持てば持つほどお得な計算ができる。
10年間、無料で使えたなんてケースも多々ある。
いや利益さえでてくるので、資産として使うならば、高額商品だ。
購買の流儀や定義を決めると…安物に手を出さなくなる。
数年経過しても持つ価値があるものだけをしっかりと選べる
また、Google Calendarは写真も添付できる。まだ、Google Photosに対応したり、インラインで表示できないが、それもいつかはできるようになることだろう。
いくら高額でも使わないもの、必要でないものが可視化できる
そして、まったく1年間使っていなかったものは、おそらく自分にとって、必要でないものだろう。今すぐ使いたい、他のものとエクスチェンジするべきなのだ。それを保存している場所、それをなんとかしなければという思う時間が無駄だ。
そういう心理的な棚卸しをGoogle カレンダーは、毎年やってくれるのだ。しかも無償で…。もちろん、近い将来GoogleのAIが、それを買ってもムダになりますねぇ…とアドバイスをしてくれる日も近いことだろう。