映画のランキング上位は、ディズニーがほとんどになってきた

disney ranking

アバターの27億8800万ドル(2,788億円)が映画興行収入ランキングトップだ。
アベンジャーズ/エンドゲームの24億8900万ドル(2,489億円)が猛追している。

とはいえ、1作品が稼げる金額の最上限が映画の工業ではここが限界だ。

そのランキングの中で影響するディズニーの映画の影響力はすさまじい。フォックスを買収したことによって、映画の世界が大きく変わろうとしている。

しかし、それでもディズニーの映画に占める売上シェアはたったの17%の99億ドル(9,987億円)にすぎない ディズニーはテレビやCATV部門が41%とテーマパークのビジネスが34%と、75%が映画以外なのである。

2018年度ウォルト・ディズニー売上グラフ 594億ドル(5.9兆円)

2019年映画市場サマリー 411億ドル(4.1兆円)

2019年映画市場サマリー 411億ドル(4.1兆円)

映画関連市場(映画、DVD、動画配信)は968億ドル(9.6兆円)

映画ビジネス単体では、411億ドル(4.1兆円)だが、

動画配信やDVDを加えると968億ドル(9.6兆円)と映画単体の2.3倍規模の市場となる…。

 

ゲーム市場は1,379億ドル(13兆円)映画関連968億ドル(9.6兆円)の1.4倍

 

18年の家庭用やスマホ、パソコン向けを合わせたゲーム産業の規模は1379億ドル(約15兆円)。
動画配信と映画、DVDの合計(968億ドル)よりも4割大きく、
CDや音楽配信の合計(191億ドル)と比べれば実に7倍だ。
2012~21年の市場成長率は年平均11%と高く、ゲームをする人の数は22億人と世界人口の3割を占めるが、中国や東南アジアなどを中心に潜在需要はまだまだ大きい。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO46079050T10C19A6TJ1000/