DJミキサー・ターンテーブルの「Vestax」破産 負債9億円

帝国データバンクによると、「Vestax」ブランドでDJ用ミキサーやターンテーブルを手がけるベスタクス(東京都大田区)が12月5日に東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。負債は約9億円の見込みだが、変動している可能性があるという。

引用元: DJミキサー・ターンテーブルの「Vestax」破産 – ITmedia ニュース.

音楽関連機器メーカーが瀕死な状況を物語る。

山水電気が3億5000万円の負債で破産 パイオニアがDJ機器を590億円で売却 と「選択と集中」とかの生易しいものではなく、生き残るためには何でもするという時代になっている。

固定費がかかるメーカーは、時代の対応を読み違えると、悲惨な状況だ。

工場のファブレス化が進み、自社で生産することがリスクとなる時代。こんな時代にメーカーはどうなるのだろうか?

クラウドファンディングのように、企画と製造請負と初期ユーザーがネットワークで、必要なものだけを小ロットで販売するという世界もありだが、画期的な製品が世にでにくくなる。

メーカーが大規模な研究開発で生み出す製品という市場はもう、スマホの進化系の中には見いだせないのだろうか?

いやいや、まだまだ、家電でも便利なものがあるはずだが、我々がその需要に気づいていないのかもしれない。

家電の世界は、19世紀のニーズと不便が顕在化されただけだ。

冷蔵庫がしゃべってもいいし、テレビが空調してもいいはずだ。
21世紀の電化製品はもっとクロスオーバーすべきだろう。

2015年、Appleのhome kit の開発はそれを牽引してくれると思う。

アップルの横浜拠点に期待してみたい
http://toyokeizai.net/articles/-/55507