殺処分8.2万体 犬1.5万体、猫6.7万体、しかしナンバーワンの殺処分は人間の赤ちゃん18万体

犬、猫の、殺処分ゼロを目指して、いろんな活動が行われている。
非常によいことだと思う。

全国的にも殺処分数は激減してきている。 殺処分ゼロの目標は近い

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html

殺処分数も、犬1.5万体、猫6.7万体 合計8.2万体

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html
平成27年 2015年
<環境省自然環境局>

しかし!殺処分ナンバーワン18万体は、人間の赤ちゃんだった…

人間の人口妊娠中絶と犬猫の殺処分を比較するのは、少し乱暴だが…、昨今の犬猫の殺処分ゼロ問題意識と共に、少子化がこれだけ未来のニッポンの課題となっている時代、出生数が年間100万人を切る時代、この18%もの生まれてくる可能性のほうをもっと社会的にも問題として取り上げるべきではないだろうか?なぜ、出生ではなく中絶の選択肢を選ぶのか…。ここではパートナーがいないでのはなく、経済的な問題、将来不安、結婚、収入など、生殖可能なパートナーがいても、いろんな日本の抱えている問題が見え隠れしているはずだ。

2016年生まれの子どもの数が100万人の大台を1899年の統計開始以降で初めて割り込む。98万~99万人程度になる見通しだ。20~30代の人口減少に加え、子育てにかかる経済的な負担から第2子を産む夫婦が減っており、少子化の進行が改めて浮き彫りになった。社会保障制度を維持していくためにも、政府の人口減対策や子育て支援の充実が一段と重要になっている。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS21H51_R21C16A2MM8000/

❏2014年 平成26年度の人工妊娠中絶件数は 181,905 件で、前年度に比べ 4,348 件(2.3%)減少している。「20 歳未満」について各歳でみると、「19 歳」が 6,620 件と最も多く、次いで「18 歳」が4,679 件となっている。
❏人工妊娠中絶実施率(女子人口千対)は 6.9 となっており、年齢階級別にみると、「20~24 歳」が 13.2、「25~29 歳」が 11.2 となっている。「20 歳未満」について各歳でみると、「19 歳」が11.0、「18 歳」が 8.0 となっている。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei_houkoku/14/dl/kekka6.pdf

厚生労働省 平成26年度衛生行政報告例の概況より
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei_houkoku/14/

母体保護関係
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei_houkoku/14/dl/kekka6.pdf

中絶堕胎される赤ちゃん 年間28万体 2005年

1961年頃の堕胎数は100万人だった。2005年の28.9万人から2015年の18.1万人。10年で10万人赤ちゃんの殺処分が減少。2025年には赤ちゃんの殺処分もゼロに限りなく近づけることは可能ではないだろうか?

日本のベビーブーマーである団塊の世代1947年1948年1949年でも出生数は、毎年最高で260万人程度だったので、100万人の堕胎時代では、生まれてくることのほうが難しかった時代ともいる。

1961年生まれのボクなどは、お父さんとお母さんに堕胎されることなく生んでくれて感謝してもしつくせないほどだ…。

政府統計の窓口
https://www.e-stat.go.jp/