2020年4月3日(金)またまた公開延期の エジソンVSウェスティンハウスの『エジソンズゲーム(原題:THE CURRENT WAR)』

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2020年4月3日(金)の公開で仕切り直した日本初公開の『エジソンズゲーム』(原題:THE CURRENT WAR)。
新型コロナウイルスの影響でまたまた公開延期となってしまった。
2017年の米国の映画だったが…。
プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインの異様なまでの編集介入により難産となり、さらに、セクハラ事件で米国での公開が2019年まで延期となっていた…。
そしてついに、ワインスタイン版ではなく、ディレクターズカット版で、日本では2020年4月3日の公開が…延期…。んーもう!!!って感じ…。

むしろ、劇場の2倍でも3倍でも払うので、ストリーミングで配信してほしい。もしくは、郵便番号で最寄りの映画館に課金できる手法を考えるべきだろう…。

またまた公開延期…『エジソンズゲーム』

度々の延期の映画だった『THE CURRENT WAR』


アメリカ初の電力送電システムを巡る歴史的なビジネスバトルが映画化!
〈頭脳で世界のトップに立つ世紀の発明王〉トーマス・エジソンと、〈戦略で支配を広げるカリスマ実業家〉ウェスティングハウスが繰り広げる〈電流戦争〉!

"直流"か“交流”か。今の電気の原点を決めることになったこの壮絶な闘いがあったからこそ、現代の私たちは日常の照明や電化製品、コンピューターや人工知能の恩恵を受けた、豊かな暮らしを送ることが出来るのだ。

莫大な金が動く特許の争奪戦に、名誉をかけた裁判。その影で横行するスキャンダラスなネガティブキャンペーンと裏取引──超一流の天才たちによる、息もつかせぬ本気の闘いの全貌が今、明かされる!

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19世紀、アメリカは電気の誕生による新時代を迎えようとしていた。白熱電球の事業化を成功させたトーマス・エジソンは天才発明家と崇められ、大統領からの仕事も平気で断る傲慢な男だった。裕福な実業家ジョージ・ウェスティングハウスは、大量の発電機が必要なエジソンの"直流"による送電方式より、遠くまで電気を送れて安価である"交流"による送電方式の方が優れていると考えていた。若手発明家のテスラも、効率的な"交流"の活用を提案するが、エジソンに一蹴されてしまう。

そんな中、ウェスティングハウスは"交流"での実演会を成功させ、話題をさらう。そのニュースにエジソンは激怒、"交流"による送電方式は危険で人を殺すと、ネガティブキャンペーンで世論を誘導していく・・・

こうして世紀の"電流戦争"が幕を開けた!訴訟や駆け引き、裏工作が横行する中、ウェスティングハウスはエジソンと決裂したテスラに近づく──果たしてこのビジネスバトルを制するのはどちらか──!?

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日本語字幕の予告編動画

電球の発明者はエジソンではなかった…エジソンは電球を事業化したところに意味があった…

『電球』の発明者はイギリスのジョセフ・スワン
エジソンは、一体、何を発明したのか? 
『事業化、ライセンス化』を発明したのだ。

□スワンが電球に関する特許がイギリスで認可されたのは1878年。エジソンの事業化1879年の1年前だ…。
□1881年に彼は「スワン電灯会社」(The Swan Electric Light Company)を創立し、商業的に電球の生産を開始
□スワンが1881年に発明したセルロース製フィラメントを用いた電球を販売
□エジソンは共同会社の設立を申し立てる
□1883 年、エジソン & スワン連合電灯会社(the Edison & Swan United Electric Light Company)が創設された。「エジスワン」(”Ediswan”)
□エジソン社は製フィラメントを使い続け、セルロースに転向したのは1892年の合併でゼネラル・エレクトリック社が創立された後。スワンのセルロースフィラメントの発明から11年後…。
□『エジソン・ゼネラル・エレクトリック』を1892年に吸収合併した『ゼネラル・エレクトリック』でさえ、交流用の設備の生産を開始することとなる。


https://ja.wikipedia.org/wiki/ジョゼフ・スワン

もしも、エジソンが『直流』ではなく、テスラのアイデアを採用し、『交流』を採用していたら…?

きっと、『ジョージ・ウエスティングハウス』に負けることもなく、すべてのビジネスが良い方向へシフトしただろう。エジソンの『意思決定』の問題はあとからの歴史が証明する…。

□『エジソン・ゼネラル・エレクトリック』を1892年に吸収合併した『ゼネラル・エレクトリック』でさえ、交流用の設備の生産を開始することとなる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ジョージ・ウェスティングハウス