田中康夫さん、「イギリスの軽減税率は、すべてならすと、実質9.8%以下」。イギリス消費税20%の神話。なのに日本の法人税非支払い率7割。 どうもおかしい! #クロス pic.twitter.com/ggh4sJhAvC
— 神田敏晶 Toshi kanda (@knnkanda) December 17, 2015
消費税率だけを議論しても仕方がない。軽減税率も誤差のようなところで議論している。
さらに、「日本の法人税非支払い率7割」という実態も…。
食べる、寝る、産む、育てる、死ぬ
人間として、当然生きるために必要な部分に関して消費税がかかることが不思議でならない。
社会保障財源確保のために消費税の枠を広げることよりも、
本当に必要な社会保障財源を見直し、社会保障につながる消費からは税を取る必要がないことももっと議論すべきだろう。
イギリスは消費税20%だから日本よりも重税と思いがちだが、実質は9/8%以下になるというハナシ!
目から鱗でした。
田中康夫さんのオピニオンクロスより
とても勉強になりました!
Tweets by loveyassy
MXテレビ モーニングクロスより
http://s.mxtv.jp/morning_cross/
エムキャスで日本全国視聴可能
http://mcas.jp/
朝7:00-8:30 月〜金
イギリスの消費税
イギリスの消費税の標準税率は17・5%。
1973年10%からスタートし、2011年からは20%になります。増税にも大きな反発はないようです。
ただし、食料品、居住用建物、家庭用上下水道、交通費、新聞、書籍、新聞などは0%です。
医療や社会福祉、教育、郵便、映画演劇などは非課税になっています。
低所得者ほど重い負担を課せられるという消費税の特徴(逆進性)を緩和するためのはっきりした措置ですね。
http://nakimushi.com/post-6.html
世界の消費税
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/ranking/shohizei.html
■10位(同率):アイルランド・・・23%
アイルランドは、日本の約3倍の消費税。しかし先進国の大半では、食料品などの生活必需品とそうでない商品は税率が異なり、アイルランドも食料品に関しては0%の税率なのです。
また、子どもの衣糧品や書籍も0%。パッと見の消費税は高いですが、お金に余裕がない人には負担が少ないので、日本のように不満の声が上がることがありません。
■10位(同率):ギリシャ・・・23%
税率が高く、国民からの不満も声も多く、経済も破綻していると言われているギリシャ。その使われ方とは、とにかく国家公務員が多いということ。つまり国民の税金で生活している人が多い。
それに加え、税金を正しく支払わない人が多いのです。そのため、消費税が引き上げられても、国民に還元されるわけではないので、払いたくない人が続出しています。
ちなみに、ポーランドとポルトガルの消費税も23%でしたが、GDPがギリシャより低いので割愛しました。
■8位(同率):フィンランド・・・24%
高い税率の北欧の中で、1%だけ低いフィンランド。ムーミンの作家の出身国ということもあり、優しいイメージの国ですが、税金は高い!
しかし、軽減税率があるので一律24%ではありません。当然ですが、医療費、学費は無料。本、薬などは10%で、食料品は14%。アルコールは29.9%で、タハコに至っては81.3%。
学力世界一を誇るフィンランドは、少人数制のクラスでしかも受験戦争も学校間格差もない手厚い教育を受けられます。ここにも消費税の高さが隠されているようです。
■8位(同率):ルーマニア・・・24%
財税事情が厳しいルーマニア。2011年に消費税が19%から24%に一気に引き上げられました。
国民のデモもあり、国民からの不満は爆発状態。物価も上昇しています。消費税がどう使われているのか、国民も不明では困りますよね。
■6位(同率):クロアチア・・・25%
様々な国の支配下であったクロアチアは、近年EUに参加し、色々な文化が混在している国です。
諸費税は25%と高めですが、軽減税率もあり、0、10、25%の3段階。食品や薬品は0%。医療費や高校までの学校は無料となっています。
ちなみに所得税に関しては、最高税率40%もあるとか……。結構、財政難の国です。
■6位(同率):スウェーデン・・・25%
オーロラの美しい国スウェーデン。高福祉国家と言われるほど、手厚い待遇です。18歳までは医療費が無料で、教育費は大学院まで無料です。消費税25%と一見高いのですが、食品に関しては12%と少し低めの設定。
消費税以外の税金も高いそうですが、福祉が充実しているため、国民からの不安はほとんどないそうです。
■6位(同率):デンマーク・・・25%
消費税が25%でも、国民の満足度はトップクラスのデンマーク。医療費、教育費は無料。風邪をひいても、手術しても、出産しても無料。働くママにも優しいので、育児制度も充実。
国民が政治に対しての関心が高く、税金の使い道も厳しくチェックしている感じです。失業手当制度の充実など、とにかく“世界一幸せな国”と言われるゆえんがここにありました。
■6位(同率):ノルウェー・・・25%
物価が高い北欧の中でも、特にノルウェーは高いと言われています。そして実はノルウェーは、世界一旅行者のお財布に厳しい都市に首都オスロが選ばれたことがある国です。
しかし、国民に対しては優しくて、出産費用、大学までの学費はほぼ無料です。失業保険や年金なども充実しており、また、世界初の男性に対する育休を認めるなど、福祉が充実。
物価が高くても、多大なるメリットがあります。見習うべきところは本当に多そうです。
■2位:アイスランド・・・25.5%
日本と同じく火山国。電力は地熱でまかなわれているのは有名な話です。アイスランドでは大学までの学費が無料です。また、シングルマザー、障害者、高齢者に対しては手厚い補助があります。
犯罪が少ない国としても有名で、家の鍵を開けっ放し安全。一人でも安心して暮らせる国です。
■1位:ハンガリー・・・27%
ダントツ1位のハンガリーはさぞかし福祉国家なのかと思いきや、その逆をいくほどで近年では、「生活満足度ランキングOECD加盟国」の中でも最下位。政治の不安定さや、公務員が多いなどがあり、財政難は必死の状況。
どうやら行政の体制が悪く、あらゆる面で増税され、塩分やカロリーの高い食品に課せられるポテチ税や、犬を飼った人が納める犬税、ありとあらゆるものに税が課せられ、「一体、消費税は何に使っているの?」と国民の不満も限界のようです。
消費税が高いからと言って国民に還元されるわけではなく、国によっては財政難により、それを国民が負担する形になっていることもあります。高い税金を支払うのだから、満足できる生活保障は受けたいですよね。
ちなみに、日本の生活満足度は36ヶ国中21位(2012年)と非常に低いです。
http://news.mynavi.jp/news/2015/04/02/567/