「なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?」
ティモシー フェリス著
タイトルがあざとすぎるし、ニューリッチだの、ミニリタイアメントなどと、刺激的な言葉が多いが、ダラダラと残業して、いつも働き詰めの人には一読の機会があってもいいかも。
気になったところは、残念ながらわずかだ(笑)
ただ、経験から得られることは重要で、「週4時間働くだけで…」 という時点で思考がネガティブだ。むしろ、仕事ではなくワークという実労働は週4時間だが、マーケットや商材選びや販売促進などのクリエイティブなアイデアを生みだすための労力は、人の数倍かかっているだろう。
むしろ、勤務時間に縛られて、自由にならない時間で、誰かに管理されている状況が一番良くない。
自分で自分をマネージメントできる立場にある人だからこそいろんなことにチャレンジできる機会を生むことができるのだろう。この発想になることが重要だと説いている。
【1】仕事を重要なことに制限すると、仕事時間が短くなるパレートの法則
【2】仕事時間を短くすると、仕事が重要なことに制限されるパーキンソンの法則
このどちらも、自分がマネージャーでないと実現できない。
しかし、成果を見える化し、マネージャーにも可視化させる方法はあるはずだ。
「500ドルでスタートでき、一ヶ月後には週2日のマネージメントですむ仕事のオーナーになること」
でビジネスを絞り込む。
・手が届くニッチ市場 自らターゲット市場のメンバーになること
・専門雑誌、専門サイトがあり、広告が出稿され、広告のRepeatがあること
・商品を検討する 【1】広告【2】販売価格【3】リードタイム【4】商品特性
新規事業に対する考え方。
自らがターゲット市場のメンバーでないと、その価値は見えにくい。
市場規模だけで、興味もない市場に参入しようとするからコミュニティから嫌われる新規参入者は多い。
むしろ、本著よりも、まとめてあるサイトのほうが為になった(笑)
・The 4-Hour Workweek: 週4時間しか働かない仕事術 (1) | Lifehacking.jp
・The 4-Hour Workweek: 週4時間しか働かない仕事術 (2) | Lifehacking.jp
・The 4-Hour Workweek: 週4時間しか働かない仕事術 (3) | Lifehacking.jp
・The 4-Hour Workweek: 週4時間しか働かない仕事術 (4) | Lifehacking.jp
・The 4-Hour Workweek: 週4時間しか働かない仕事術 (5) | Lifehacking.jp
さらに、こちらのティモシー・フェリスの講演の方がユニークに感じた。人となりがわかった上のほうがこの書籍は理解しやすそうだ。
最近は「4時間」シリーズで、
The 4-Hour Body
18hhmvI
The 4-Hour Chef
13mJZSw
も出版している。
【関連】
ティモシー・フェリスの教えるトータル・イマージョン・スイミング
https://4knn.tv/tim-ferriss/