G7とは…
“Group of Seven”の略で、フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダの7つの先進国のことである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/G7
ちなみにG8のロシアが現在資格停止で、G7となっている。
1998年よりG8(ジーエイト)となった(現在、ロシアの資格停止によりG7に戻っている)。
ロシアのクリミア侵攻が理由
各国の首脳があつまると7人のはずだ…。
しかし、昨日のグループ写真をみると9人いる…。
上手から(向かって右から)、
1番目 欧州連合 ジャン=クロード・ユンカー欧州委員会委員長(ルクセンブルグ)
2番目 カナダ ジャスティン・トルドー首相
3番目 英国 デービッド・キャメロン首相
4番目 フランス フランソワ・オランド大統領 社会党
5番目 日本 安倍晋三首相(センターが開催国)自由民主党細田派
6番目 アメリカ バラック・オバマ大統領 民主党
7番目 ドイツ アンゲラ・メルケル首相 キリスト教民主同盟
8番目 イタリア マッテオ・レンツィ首相 民主党
9番目 欧州連合 ドナルド・トゥスク欧州理事会議長(ポーランド)
そう、G7&欧州連合のサミットで、9人の首脳の会議だから9名の集合写真となっているので9名だ。
EU欧州連合はG7・第8のメンバーとしての首脳クラスとしての参加だからだ。
ちなみに、大統領は、国民が直接選挙で選んだ人、首相は、議院内閣制で選ばれた人だ。
…なので、首相と大統領であれば、大統領のほうがセンターに近い格上の位置になる。
上手カミテ(むかって右)と下手シモテ(向かって左)との差は特にない。
写真の立ち位置について…
中央に開催国(議長国)の首脳を配し、国家元首(大統領)か否(首相)かと在任期間の長い順に議長に近い順に左右に並ぶ(日本は首相の交代が多いため端に位置することが多いが比較的在任期間の長かった中曽根康弘、小泉純一郎は中央付近に並ぶこともあった)。また、アメリカで開催される場合はこのルールは軽視され、議長であるアメリカ大統領との個人的な関係で立ち位置が決まることもあった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/主要国首脳会議
G8からロシアが、参加できなくなり、アジアに関しては日本が代表するカタチになっている。しかし、中国や韓国などのアジアを前にして日本が代表するには少し荷が重い。オセアニア、南米も含めると「APEC(アジア太平洋経済協力)」がそれに変わるので、G7第9の首脳としてのAPEC委員長あたりも必要だったのではないだろうか? もはや、世界は先進国の首脳だけの思惑では動かせなくなってきているからだ。