1リットル 170円のガソリンの割合
本体価格 58% で 税金は 42%
170(円/リットル) | 169.9 | 100.0% |
ガソリン税 | 25.1 | 14.8% |
本則税率 | 28.7 | 16.9% |
消費税 | 15.4 | 9.1% |
石油石炭税 | 2.8 | 1.6% |
本体価格 | 97.9 | 57.6% |
本則税率 とは…
ガソリン税には『本則税率(28.7円/L)』と『暫定税率(1974年に道路整備財源のための一時的な税率)』がある。
■消費税の謎
税金をこれだけかけているガソリンにさらに、消費税とは?
■消費税は 本体価格(97.9円)とガソリン税(25.1円)・石油税(2.8円)を足した価格(125.8円)に10%(12.5円) がかかります。
あれ、ここではなぜか消費税は15.4円だ?
154円に消費税がかかっている。125.8円との差は、28.2円…、
近い数字は、本則税率の28.7円だ。
うん?、本来のガソリン税である、本則税率にまで10%の消費税をかける理由は?
ガソリンにかかる税金でも説明した通り、消費税は 本体価格とガソリン税・石油税を足した価格に10% がかかります。
石油税・ガソリン税にも、消費税10%がかかっていることから「二重課税では?」という議論がなされています。
2010年に暫定税率の廃止を試みましたが、財源不足のため同額の特例税率を課すこととなりました。
※ 2010年に「暫定税率」は廃止されましたが、同額の「特例税率」が課されました。財源は 道路財源ではなく、一般財源に充てられることになりました。
その際に ガソリン価格高騰時の救済策として、トリガー条項を作りました。
2010年に暫定税率の廃止を試みましたが、財源不足のため同額の特例税率を課すこととなりました。
その際に ガソリン価格高騰時の救済策として、トリガー条項を作りました。
レギュラーガソリン価格 160円/L を3ヶ月連続で超えると、暫定税率(25.1 円/L) の課税を停止 させる仕組みです。
しかし、翌年に発生した東日本大震災の復興財源の確保に充てるため、トリガー条項の発動は凍結されました。
■トリガー条項