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銀座が中国人に侵略された春節の「爆買い」総額2200億円

40日間で28億人が移動する中国の春節
10億円分の福袋

銀座通りは、いつになく騒々しかった。普段は紳士淑女がおめかしして銀ブラする中央通りも並木通りも、ジャージにジャンパー姿だったり、髪の毛ボサボサだったりする声高な人々に占拠されていた。一面の観光バスと「漢語」。まるで北京の王府井か上海の南京路が、東京で再現されたかのようだった。”ギンザ・チャイナタウン”の出現と言ってもよい。おそらく銀座150年の歴史で初めての光景ではなかろうか。

昨年末に内閣府が発表した「外交に関する世論調査」によれば、日本人の83.1%が「中国に親しみを感じない」と答えている。そのような中国から来た人々を、「日本一プライドが高い街」が許容するのかどうかが、私の関心事だった。

銀座における中国人観光客のメッカは、2013年11月に7丁目に建ったラオックスである。店内を訪れる客はほぼ全員が外国人で、その大半が中国人で占められている。そもそもラオックスは2009年8月に、中国の大手家電量販店の蘇寧雲商が買収しているから、ラオックス自体がすでに中国企業なのである。

実際、ラオックスを訪れると、店は「爆買いバブル」に沸いていた。中国人観光客を乗せたバスがひっきりなしにラオックスの前に着き、旅館の女中のような浴衣姿の女性たちが「歓迎光臨!」(いらっしゃいませ)と中国語で出迎える。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42194?page=2

2014年10月までの累計1100万人のうち、国・地域別でもっとも多いのが台湾で238万人。次に韓国の224万人中国の201万人となる。この中で中国の伸び率が前年比80%増と高い(台湾は約26%増、韓国が約7%増)。

http://toyokeizai.net/articles/-/54031

新宿でも「ドン・キホーテ」で巨大な紙袋にこれでもかという、爆買い集団とよく出くわす。
大声での中国語。スマホに一眼レフに写真を撮影しまくる。観光バスが歌舞伎町の靖国通りを占拠する。

おそらく、1980年代のバブル期に、イタリアやフランスで、ブランド品を「なんとなくクリスタル」族として、爆買いしていた頃の日本人そのものだ。

パリのルイ・ヴィトンの本店前で、強烈な関西弁が聞こえてきた…「はよ!はよ!あんたビトンはこっちやでー!はよ!はよ!」で、はしゃいでいる、オバハンには、同じ日本人として恥ずかしかった。
そのオバハンが、大声でこっちに近寄り、
「おにいちゃん、日本人?写真とってーなー!ほれ!ほれ!」

ボクは、肩をそぼめて、クビを横に降って、日本語がわからないフリをした…。

おそらく、日本にいる中国の方々はそんな思いで同胞を見つめているに違いない。

中国政府が、いくら「反日教育」を繰り返しても、この民間での「経済大使」たちの動きは、もう止められない。
おそらく、日本流の自然で当たり前に身についているホスピタリティを目の当たりにした時に、「経済大使」たちは日本の良さを認識することだろう。

当初は「爆買いツアー」で、有名ドコロを買い漁るだけの体験だけど、物欲が満たされた頃に、食事や観光以外の、素の日本の良さも理解されたと思う。

爆買いするツアー客と日本人の接点を求める商機がそのうち来ることに期待したい。それでなければ、中国人の購買力に次々と、真っ赤なLAOXに街が侵略されていくだけだ。

次の爆買いは、10月1日(木曜)から10月7日(水曜)までの7連休だ。

2015旧正月の休みの期間は、
2月18日(水曜)から2月24日(火曜)までの7連休。

中国2015年の清明節 (日本でいうところのお盆)
4月3日(金曜)から4月5日(日曜)までの3連休。

中国2015年の労働節 (メーデー)
労働節の休みは5月1日(金曜)から5月3日(日曜)までの3連休

中国2015年の端午節(端午の節句)
端午節の休みは6月20日(土曜)から6月22日(月曜)までの3連休

中国2015年の中秋節
9月26日(土)から9月28日(月)の3連休

中国2015年の国慶節(中国の建国記念日)
国慶節の休みは10月1日(木曜)から10月7日(水曜)までの7連休。

中国2016年の旧正月(春節)
休みの期間が2月7日~13日までの7日間。

2015年度は、3000億円近くになるのかも…

旅行消費額(推計)では中国の存在がより際立つ。2014年10月31日に観光庁が発表した
「訪日外国人消費動向」によると、14年7月~9月の訪日外国人全体の旅行消費額は5505億円で、そのうち3割強を中国が占める(客数ベースで中国は全体の約2割)。中国は前年同期が913億円だったのに対し、今年は1847億円と約2倍に拡大した。

1847億円を費目別にみると、約半分の948億円が「買物代」だ。
消費額そのものが大きいこともあるが、この金額はほかの国や地域と比べて突出している。2013年の外国人旅行消費額は約1.4兆円で買い物代は3割強であり、中国人旅行者が買い物に費やす割合は格段に高い。

観光庁の調査には買物代のさらに細かな内訳もある。中国の場合、1人あたり購入単価で最も高いのが、「カメラ・ビデオカメラ・時計」の約8.1万円。次に「電気製品」が約5.2万円「服・かばん・靴」が4.9万円となっている。日本滞在中(14年7月~9月)に消費税免税手続きをした割合は全体の国と地域で2割弱。一方の中国は4割近くが免税制度を利用した。

日本政府観光局では中国からの訪日について、「2014年10月1日から開始された新たな免税制度について、一般消費者や旅行会社への情報発信を行っており、訪日意欲、購買意欲の拡大に繫がることが期待される」としている。2014年1月から9月までの累計で中国の旅行消費額は4160億円と前年同期の約2倍。このうち約2200億円が買物代だ。
一方、全体の旅行消費額の累計は1.46兆円と、3カ月を残して13年の1.41兆円をすでに超えている。ここに中国人の”爆発消費”が大きく貢献しているわけだ。
http://toyokeizai.net/articles/-/54031