あのGIZMODEが、公認ブロガー特派員を募集している。
http://www.gizmodo.jp/2009/07/fsm.html
公認特派員でいいじゃん、と思うんだけど、公認ブロガー特派員なんだ。
さっそく応募してみる。
第一期は50名ということ。
当たるといいな…、いやいや、選んでいただくとうれしいなぁ!
最初は、ブログ活動を、プロのジャーナリストとして、なぜ、売れる記事を無料で書く必要があるんだろう?とナメてかかっていましたが、この3年くらいは大反省モードです。
自分の原稿は、自分の宝となることに気づいたからです。
ブログに書いてから、記事にすればいいんだ。本にすればいいんだ。講演に使えばいいんだ。
メモを公開すればいいんだ。
どこかでだれもが見てくれたり、検索されたりして、勝手に営業活動をおこなってくれる。
これはすごいことだ。
ということで、ブログ歴は、もう6年目となりましたが…。この3年の差は大きかった!
しかし、ここにきて、紙の雑誌、テレビ出演料、新聞の寄稿よりも、ウェブ雑誌、ブログなどからのインカムのほうが増えてきているという現状です。
努力はいつかは、必ず報われるものなんですね。
文字数の制限は、紙媒体から比べるとウェブは雲泥の差。分量よりも内容に集中できる。
むしろ、なんといっても、後から検索されて読んでいただけるという、マスメディア媒体では考えられないことがすばらしい!
以前、ブログを読んでいて、ボクと同じようなことを考えている奴がいるんだなあと感心することがある。
誰だろうと思って、調べたら、自分の原稿が勝手にリブログされていて、レイアウトが違って表示されているケースだったのです。
書いた本人でさえ、5年も昔の自分と出会ってもレイアウトというファッションが違っていたら、気づかないから、不思議なものです。
そうやって、ブログをつづけていても、いずれ、マイケルと同じような日が遠からず、やってきます。
ボクが、死んでも、このサイトのアフィリエイトなどの収入は、遺族がもらえるように、あと30年以内には、遺言状にIDとパスワードを残す日がやってくるんでしょうねえ。
ジョブズみたいに、あと一ヶ月だと思って仕事をするのも、一番自分のすべきことがみえるのかもしれません。
その前に、死んだ時に表示してもらえるようなページも用意しておく必要もあります。
毎年、命日の時には、ちょっぴり気取ったメッセージが表示できるような、プログラム的な工夫も必要かも。
肉体は滅びても、ブログには魂が宿るというような時代がきっときそうです。
ボクのライフワークは、このインターネットという世界の動きを、よりたくさんの人に伝え、利用してもらうこと。
そのためには、つまづきそうなことは、先につまずき、まちがいそうなことは、まちがってみる。
だまされそうなことはだまされてみる。
そんな経験こそが、ボクの情報の最大の仕入れ先となる。
誰もが、クリックひとつで情報を知ることができる時代。
そこから、何かアクションを起こすか起こさないかが、大きな違いだ。
だから、いろんな事象をメディアを通じて経験できるチャンスには積極的に参加していきたい。
落とされても、それはそれで、ネタになる。
人生すべてネタにすれば、不幸すら美味しくなる。
そんなコラムニストやジャーナリストの気分が、誰もがブログやSNSがあるだけで、経験できる。
本当にいい時代になったと思う。