【寄稿】LINE Payが変える金融業界の未来!

Toshiaki Kanda 2014年12月17日 水曜日
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ヤフー記事に寄稿しました

「LINE Payが変える金融業界の未来!」
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kandatoshiaki/20141217-00041569/

KNNポール神田です!

LINE PAYがサービス開始!2014/12/16
LINE PAYがサービス開始!2014/12/16

LINEの決済サービス「LINE Pay」が12月16日、スタートした。キャリアやOSを問わず、iPhone、Android版のLINEアプリを通じて友だちへの個人間送金や割り勘ができるほか、提携サイトでの決済が可能。ECサイトの決済はまず、LINEの有料コンテンツが買える「LINE ウェブストア」に対応する。決済の手数料は月額100万円未満まで無料(100万円以上は3.45%)、トランザクションフィーも無料。「業界最安値」の手数料を打ち出し、近く外部のECサイト(加盟店)を開拓していく。

出典:モバイル決済サービス「LINE Pay」が始動!手数料0円で個人間送金や割り勘可能に

上場を延期したLINEが、2014年の年の瀬の少し前に投入したLINE Payを早速試してみた!!

これはスンゲー!ことになると直感的に感じた。ボクが明言するくらいだから間違いない!しかし4年くらいいつも早いのだが…。結果として、LINEの退蔵益がすごいことになることは明確…。

面倒くさい登録作業が30分!

まずは、アプリのアップデートと銀行登録に30分くらい時間が必要だ。あとは、このLINE PAYを使用するために、必要な7ケタの連番ではアウトの新たな数字パスワードを新たに覚えておく必要があるが、これはなんとかクリアして次へ進んでみてください。ホント、面倒くさい!本当に、このUIが、あのLINEなのか?!まだまだ甘すぎる!要改善!しかし、三井住友銀行とみずほ銀行は、よくこのディールにサインしたとホントに思う。

運転免許証の写メと、銀行とのネット照会が必要だが、そこはスマホひとつで完結できる。

そして、無事登録できたらならば、自分のLINE PAYに、三井住友銀行とみずほ銀行から100円~1万円単位でチャージするのだ。

ボクは、とりあえず、1000円チャージしてみた。

お!いともカンタンに銀行からLINEにチャージができたではないか!登録の行きは大変だけど、一度登録した帰りは超カンタン!

そして、LINEで登録している友達に、「送金」と「請求」のアウトバウンドとインバウンドをテストしてみた。

まぁ…初日の公開で、認証が終わっている人たちが、少ないけれども、何人かの人柱のコビトさんたちが、レスポンスしてくれた!!!

しかし、送金された人は必ず、意味がわからず、クリックしてLINE PAYに勧誘される。

送金時のメッセージ クリックするとそこからLINE Payの登録ページへリンク
送金時のメッセージ クリックするとそこからLINE Payの登録ページへリンク

LINEはすべてのユーザーに100円づつプレゼントすべきだ!

おやおや!いともカンタンに100万円以下ならば、空気抵抗まったくゼロで、手数料ゼロで、ボクのLINE PAYに残額が移管しているではないか!!!

この体験は、LINE PAYのアカウントをオープンにした人にしか恩恵が預かれないのだから、LINEは5.6億人に100円づつプレゼントすべきだ。最大コストは、全世界でもたったの5600億円だ。しかし、実際の月間アクティブユーザー数(MAU)ユーザー数は1.7億人なので、170億円しかかからない!安い!

しかも、プレゼントしても、銀行アカウントをオープンして、チャージをする人が2割いたとしても、最大34億円だ。タダみたいなものだプロモーションコストとしては…。しかもその100円の大半はLINEスタンプあたりしか買えないし、それでもスタンプのポイントに足りないからポイントをチャージする。

つまりLINEは100円どころか、全員に1,000円上げても、無料で退蔵益を創出できるプラットフォーマーなのだ。楽天の三木谷さんならば楽天カードの入会で5,000円。しかも一ヶ月で消耗するような幽霊ポイントを与えているから、このあたりは、森川社長や枡田さん、田端さんあたりでもっと楽天並の姑息なビジネスを至急、検討すべきだろう。いやおそらく、2015年の新春あたりにそんなキャンペーンで1万円無料!とかやってくれることに期待している!ネタバレだったら、申し訳ない! ちなみにボクはLINEとのNDAは結んでいないからファンダメンタルズ予測は妄想ジャーナリストとしては自由な立場にある。

LINE PAYは、チャージから現金化する時にはじめて手数料216円が発生する

ポイントを現金化する時に手数料がチャージされる
ポイントを現金化する時に手数料がチャージされる

これはスゴイことが起きるぞ!

LINE PAYは、日本において、動いたお金をチャージから現金化する時にはじめて、手数料216円が発生する。

これはどういうことかというと、三井住友とみずほのどうしても譲れない金額だったのだろう。もちろん、銀行もATMの利用率が若年層の何割かが減ることを想定しての、この手数料は条件なのだ。東京三菱UFJやりそなの企業体質では無理だろう。

しかしだ。

LINEの経済圏で貨幣というポイントが、四方八方に動きまわって、輪廻したとしても、手数料も空気も税金もかからないという三方良しの法則!さらに、Win-Win-Winの力学が動いているとするとどうなるのか?

考えてみてほしい…。過去の歴史の上において、どれだけ、「カネ」という石器時代からの価値を移動するために、人類が苦労をしてきたことか?

PayPalだろうが、マウントゴックスだろうが、うまく超えられていない価値の移動のイノベーションだ。おそらく、プラットフォーマーとしての無限の退蔵益ポイント価値としては、懐かしのリンデンラボ社のセカンドライフ以来のヒットだろう。

それをLINE PAYは、圧倒的なCtoCの市場においての貨幣価値の移動に関してグラビティゼロ!を実現してしまったのだ。三井住友やみずほの選択は、のちの歴史において、このディールは深く議論されることになるだろう。いや、金融業界やソフトバンク、楽天ポイント、リクルート、Tポイントからauウォレットに至るまで…。

金融に身をおく人は、この2014年の年末でのんびり忘年会をやっていたことを非常に後悔する2015年がやってくるだろう。タイムマシンに乗ってでも、変えたくなる未来がやってくるだろう。

わかる人には、ボクのこの稚拙な文章力でも、ビンビンこの怖さがわかると思う。

とにかく、何がなんだかわからない人は、明日、いや、もう本日だ。

iOSのLINEをアップデートして、面倒くさいネットバンクの登録と7ケタの新パスワードを作ってLINE PAYを試してみるべきだろう。奇想天外な2015年になるはずだ。LINEの株は絶対に買いだと思った。ソフトバンクとアップルの株を売ってでも…(笑)

LINE PAYの未来はこうなる!

もしも、LINEがどの企業グループと座組みするかによって、これからの金融は大きく変わる。

まず、消去法で考えてみよう…。

LINEをライバルだと思って、体育会系でガンガン燃えたぎる楽天はまずなしだ(笑)ソフトバンク&ヤフー連合は、メリットと大義があれば、腰の軽さでは天下一品!そして、一番のライバルは実は、米アップル社と米グーグル社だ。

LINEの座組みとしては、すでに交渉済みだと思うが、スーパー食品コンビニ系の国内のどこのホールディングスと組むかも問われる。当然、アジア、東南アジア、中国、インドの財閥も含めてだ。これは国内のシェアではない。世界におけるポイント型経済のネット世界大戦なのだ。

まずは、日本においては、セブンアイホールディングスかイオンだろう。そして、続いてJALかANAのマイレージ。そしてTポイント、楽天ポイント、リクルートポイントだろう。

※LINE Payのチャージはセブン以外の、サークルKサンクス、ファミマ、ローソン(Tポイント系)、そして、イオン系のミニストップなどで可能だから、セブンは決裂されている可能性が高い。

彼らの持っているポイントの退蔵益をLINEポイントとコンバージョンすることによって、LINEの銀河系はあっという間にシェアを握るのだ。

なんといっても、スマホのインストール率と、ATMからの週末に自分のカネを下ろすのにカネがかかる世代がターゲットだ。

LINE PAYの使用イメージはこうだ!

ある日、コンパで現金が不足してきたボク。気になるあの娘ともしかしたらラブラブかも!(笑)。あら、!しかし、財布の中身は残り8,000円。ここで割り勘3500円だとちょっと厳しい。残りは4,500円。終電逃した帰りのタクシー代にもならない。そして、ATMで1万円おろそうとすると300円近い手数料が取られる。しかしだ!LINE Payならば、目の前にいる知人から1万円借りればいいのだ。そして、200円そいつにLINE Payからありがとう!と1万200円を送金するだけでいい。

友人のLINE Payには、1万円友達にキャッシュで貸し付けた段階で、1万200円をLINE Payからチャージしてもらえているのだ。登録してさえいれば、この間、30秒だ!

※しかしLINE Payの銀行の承認をえるまで、最低30分間の手間は前述のとおりだ。

30秒で200円の利益ということは、分給400円で、時給換算では2.4万円の効率化が図られている。実際にそんな決済を60分間やり続ける人はいないが、そのビジネスも萌芽してもおかしくない…ということだ。これは、楽しい金融のワクワクするイノベーションになりそうだ。金融の商品の証券化に継ぐ、世紀の発明かもしれない。

もしくは、ボクの勝手妄想に終わるかもしれないが、LINE Payの未来にものすごい可能性を感じたのだ。

Apple PayにGoogle新CheckOutの事業部の人たちのクリスマスの新年もなくなったことは確実だ!

日本の楽天やヤフー!の人たちはこの大変化が忘年会で、忙しくて気づいてないんだろうなぁ…。ボソッ…。

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