【書籍】「社内プレゼンの資料作成術」 前田鎌利 ソフトバンクアカデミア

現在は書家である前田鎌利氏のプレゼンに関する書籍が発売された。

http://www.maeda-kamari.com/

amazonでは絶賛売り切れ中である!だから手元にまだ届いていない。予約だけだ。

「社内プレゼンの資料作成術」

シンプルすぎるタイトルだ…。もう少し、タイトル案はなかったのか?
おそらく出版社側はそう考えただろうが、前田鎌利はシンプルな名前で行きたかったのだろう…。本屋の平積みの期間だけ売れる本ではなく、ネットで検索しても出会える本として…。

ソフトバンクアカデミアの常にファイナリスト

前田鎌利はソフトバンクアカデミアの一期生である。
ボクは外部一期生なので、彼の一年後輩にあたる。年齢は一回りも違うがw

ソフトバンクアカデミアの事はNDAがあるので何も書けないが、彼は、常に、ファイナリストである。

ボクもプレゼンには一応自信があるほうだ。

いや、あった…。いや、いや、あったはずだ…。

彼と出会うまでは…。

彼のスマートで洗練されて、しかもロジカルでグラフィカルなプレゼン。
それだけでなく、話す抑揚、リズム、トーン。すべてにわたってエレガントなのだ。
カタカナワードを駆使するでもなく、轆轤を回し続けるでもない、プレゼンテーションはまさに「芸」に通じるものがある。きっと彼のバックボーンが「書」であるからかもしれない。

シンプルであること。そして、ロジカルであること。


社内プレゼンのロジックのパターンはたった1つ

「(1)課題(どんな課題があるのか?)」→「(2)原因(その課題が生まれる原因は何か?)」→「(3)解決策(その原因を解消する具体策の提案)」→「(4)効果(提案内容を実施した場合の効果予測)」の4つをきちんと示すことさえできれば、決裁者はGOサインを出します。細かい枝葉はそぎ落として、このロジックを最も強力に伝える要素だけを並べればいいのです。
http://diamond.jp/articles/-/75551

「単なる」グラフと「型」で作られたグラフ


「単なる」グラフ


「型」で作られたグラフ

「グラフは左、テキストは右」
「キーメッセージのフォントは100~200」
「キーメッセージは13字以内」
「ポジティブ・カラーは青」
「棒グラフは半分の高さを意識する」……
http://diamond.jp/articles/-/75551

彼と出会って自分のプレゼンも変わった!

ボクも自分のプレゼンスタイルが、前田鎌利の影響で大きく変わった。


プレゼンシートのグラフィックはすべて、左に配置するようになった。

前田氏いわく、「右脳は左側で感じ、左脳は右側で読む。」

これは、彼の些細なアドバイスの一つだったが、すごく腑に落ちた。

聴衆の感情の動きをコントロールする

前田氏のプレゼンには、聴衆の感情の動きが見事に計算されている。

プレゼンはいかに、かっこ良く、どう伝えるのか?ばかりに言及されることが多いが、聴衆にどう伝えたいかによってそのスタイルは大きく変わる。

プレゼン講師に見る、プレゼン下手はいつも辟易としていたが、前田鎌利のプレゼンに関する知見を共有できる機会を得たことをソフトバンクアカデミアの同志として誇りに思う。

彼のプレゼンに関する書籍の到着が待ち遠しい限りだ。

孫正義社長が「一発OK」を連発した
社内プレゼン、2つのポイント!
http://diamond.jp/articles/-/75551

いま人気の「ビジネス・経済書」200冊はこれだ トップは「社内プレゼンの資料作成術」
http://toyokeizai.net/articles/-/79212?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter&utm_campaign=link_back

まずは、鎌利プレゼンを映像でどうぞ!

http://ameblo.jp/bijuku/entry-11761889653.html