医療費、初の40兆円超え 

2013年度に使われた医療費は、前年度より8493億円(2・2%)多い40兆610億円で確定した。7年連続で増え、初めて40兆円を超えた。高齢化や医療技術の高度化を背景に、1人当たりの医療費も2・3%増えて31万4700円になった。厚生労働省が7日、公表した。 

今回公表されたのは国民医療費で、公的な医療保険と税金、患者の負担を合算したもの。健康診断や予防接種などは含まれない。 税金の負担が約4割を占める医療費の増加は、国の財政を圧迫する大きな要因だ。政府は団塊の世代がすべて75歳以上になる25年に保険と税金だけで54兆円になると推計。無駄を省いて医療費の伸びを抑制する重要性が一層増している。

情報源: 医療費、初の40兆円超え 13年度、7年連続で増加:朝日新聞デジタル

国民医療費 初めて40兆円超える NHKニュース : http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151008/k10010262721000.html