マイナンバー需要で金庫2倍売れ、日銀券の総額が100兆円突破。富裕層の資金はどこから現金化された?

日銀券の発行残高の前年比は2014年通年が3.6%だったのに対し、15年は4.9%。月別では15年10月から今年6月まで6%台に加速していた。7月から若干伸び幅が縮小、11月は4.7%増となっているが、貨幣(コイン)の伸びが1%前後で安定している…ってどう考えてもマイナンバー対応前に、現金化したお札としか説明が付かない。

それを証拠に金庫は2倍売れたという…。
金庫の購入にマイナンバーを必要としなかったのが、総務省のミスだろう(笑)

結局、マイナンバー導入前に銀行の資金が降ろされてしまった可能性がある。しかし、そうなると銀行の資金力が弱くなり、金利が高くなるはずだ…。

いったい、富裕層のお金はどこから、現金化されたのだろうか?
そう考えると、証券や債権の可能性が考えられるが、証券が現金化されると株価が落ちてしまう。

富裕層の資金は、一体どこからどこへ資金が、現金化されたのか謎である…。


日銀は2013年の黒田東彦総裁就任以来、巨額の国債買い入れ(今は年間80兆円程度)で資金を供給する金融緩和を継続しており、預金や現金の伸びが増えるのは自然。しかし日銀券の発行残高の前年比は2014年通年が3.6%だったのに対し、15年は4.9%。月別では15年10月から今年6月まで6%台に加速していた。7月から若干伸び幅が縮小、11月は4.7%増となっているが、貨幣(コイン)の伸びが1%前後で安定しているのと比べ大きく増えている。
(中略)
第一生命経済研救所の熊野英臣主席エコノミストは「相続税対策とマイナンバー制度が主な理由。所得を把握されたくない富裕層による1万円札需要が増えている。低金利によるタンス預金増も間接的には理由かもしれない」と指摘する。

ホームセンター大手のカインズによると「マイナンバー制度対応で金庫の販売促進(送料・設置料無料サービス)を1月にスタートしたところ、マイナス金利導入で特需となり売り上げが前年比2倍に増えた。現在も前年比数十%増えている」(担当者)という。

情報源: お札の流通初の100兆円突破、マイナンバーでタンス預金も (ロイター) – Yahoo!ニュース