ニコンD5000のサイト 2009年05月01日発売予定。 アマゾンでも予約開始、ボディのみレンズなしで、8万4,800円だ。価格comでも、同じく8万4,800円だ。
http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/slr/digital/d5000/index.htm?cid=IJD94LJAIJ034&aid=l
バリアングル(=マルチアングル)液晶モニターがある事によって、デジタル一眼カメラが、また一歩デジタルビデオに近づいた!ライブビュー撮影時は、被写体を追いかけてピントを合わせ続ける「ターゲット追尾」という機能がある。このあたりは、一度触ってみてから評価してみたい。
NIKONでは、D90に次いでビデオ機能を登載。
本D5000は、どうやら、D60の後継機種という位置づけのようだ。
最大で1280×720ピクセル(720P相当、AVI)の動画を撮影可能。音声はモノラル。
今後は番号が、2ケタ増えた名前付けになるとNIKON製品は、ややこしくなりそう。
D90の後継には、 D8000とかになるのだろうか?
D300 D700などの3ケタ番台のミドルとの接近をさけるための策が4桁番台なのかも知れない。
高級機 1桁? D3 D3X D700
中級機 3桁? D300 D90
入門機 4桁? D80 D5000 D60
キヤノンのEOS kiss X3 2009年04月24日発売予定
こちらは、ハイビジョン映像(1920×1080/1280×720)とスタンダード映像(640×480)にも登載(フルHD撮影時のフレームレートは20fps)。
今後は、使う、使わないに関わらず、一眼レフデジタルカメラには、携帯におけるワンセグ受信機能のように、標準登載されるような気になってきた。
少なくとも、デジタル一眼カメラが一台あれば、ビデオを持ち歩く必要がなくなってくる。
逆に、ハイビジョンデジタルビデオがあれば、写真は小型のコンデジでもいいという選択もできなくもない。
どちらをメインに考えるかである。
写真もビデオもキレイな画質を求めるとなると、デジタル一眼カメラに軍配があがりそうな気配。せっかく好感度で手持ちでいけると思い始めたが、ビデオが登載されることにより、三脚は基本的に画質が良くなればなるほど、三脚が必要となってくるだろう(撮影する被写体にもよるが…)。
しかし、ビデオも今回のソニーの HDR-XR500V/XR520Vのような、光学式手ぶれ補正が登載されると、デジタル一眼にも同等の程度のブレ補正をついつい求めてしまう。
ソニーのα350なら、マルチアングル液晶が登載されている。 ビデオが登載されるのは、時間の問題か、もしくは、技術的な側面ではなく、マーケティング側面で、ハンディカムを競合するような製品は出したくても出せないのかも知れない。これはソニーとしては、手遅れになりそうな危険な選択をしてしまいそうな気がして仕方がない。
ビデオは、ソニーに取って、本家の子供。カメラはミノルタとの養子の子供の関係だからだ。
お家の事情はわかるが、ここはソニーも、「もちろんビデオ登載できますよ的」商品を中級機で出しておく必要があるだろう。
キヤノンも、5D MarkIIを出したばかりだから、上位機種のビデオ機能は、しばらく清閑だろう。ポイポイ出すと乗り換えた顧客を裏切ることになってしまう。そこで、エントリーモデルでのX3での登載だ。
そして、最後は最上位機種のEOS-1で次世代ビデオもテンコモリなのかもしれない。個人的には最近あまり聞かないRED ONE RED.comあたりと提携なんてしてくれ、4Kサイズのビデオまでフォローしてくれれば最高なんだけど。
デジタル一眼に、ビデオという世界が浸透することにより、両者の世界がさらにドラスティックに変化することは確かだ。
無線LANモジュールとか、クラウドストリーミングとか、品質以外のパブリッシュのあり方ももっと検討してもらいたいものである。
デジタル一眼ビデオでは、VadoHDのような、YouTubeソフトを組み込み、できれば、無線LANモジュールでダイレクトにアップロードというのが今後の主流になると思うんだが…。