近江商人の三方よし『売り手よし、買い手よし、世間よし』『商売十教訓』

近江商人 『売り手よし、買い手よし、世間よし』

https://ja.wikipedia.org/wiki/近江商人

伊藤忠商事、丸紅、トーメン、双日、高島屋、大丸、西武、日清紡、東洋紡、日本生命、ヤンマーディーゼル、西武グループ、ワコール、西川産業、武田薬品工業、白木屋、ニチレイ…近江兄弟社「メンターム」

三方よし

商売の基本はお客様にあり。
売り手よし、買い手よし、世間よし。

近江商人の基本戦略

1. 強い相手と戦わない。
2. 地域戦略(人口の少ない地域)を重点地域とする。
3. 出店は郡部の一騎打ち戦的場所で。
4. 軽装備
5. 卸はしないで直売

近江商人の商売の10教訓

1.商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり
2.店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何
3.売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる
4.資金の少なさを憂うるなかれ。信用の足らざるを憂うべし
5.無理に売るな、客の好むものを売るな、客の為になるものを売れ
6.良き品を売ることは善なり、良き品を広告して売ることは更に善なり
7.紙一枚でも景品はお客を喜ばせるものだ。
つけてあげられるものの無い時は笑顔を景品にせよ
8.正札を守れ!値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ
9.常に考えよ、今日の利益を。今日の損益を明らかにしないでは寝につかぬ習慣にせよ
10.商売は好況、不況はない。いずれにしても儲けねばならぬ

http://miyasho.co.jp/三方よし近江商人の商売の10教訓に学ぶ


始末してきばる

「始末」とは無駄にせず倹約することを表すが、単なるケチではなくたとえ高くつくものであっても本当に良いものであれば長く使い、長期的視点で物事を考えること。また「きばる」とは本気で取り組むこと。

利真於勤
利益はその任務に懸命に努力した結果に対する「おこぼれ」に過ぎないという考え方であり、営利至上主義の諫め。

陰徳善事
人知れず善い行いをすることを言い表したもの。自己顕示や見返りを期待せず人のために尽くすこと。