ポケモンGO初日にトライしてみて気づいた危険性
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kandatoshiaki/20160723-00060273/
ポケモンGOの最大の問題点は「盗撮擬似行動」
海外では、「結果としての歩きスマホ」が原因による事故やトラブルが多く報告されている。しかし、プレイしてみてわかったことがある。そろそろモンスターが出そうなことがわかるが、突然遭遇したモンスターに対して、対戦して、捕獲するには、その瞬間に集中して対戦する必要があるからだ。その間、町の中で脚がとまり、スマホをかざして、まわりをスキャンする。そして、モンスターを発見してからはボールを投げてゲットする。ゲームに熱中するプレイヤーは、ただゲームをやっているだけだが、社会で普通に一般に普通に生活をしている人たちには、突然スマホをかざされているのだからイヤな気分になるだろう。まるで撮影されているような気になるのだ。かつての「セカイカメラ」のARでも感じた同じ現象だ。セカイカメラの「エアタグ」は自分の意思で撮影して投稿するものだから完全に意思のある「自己責任」だったが、ポケモンGOの場合も社会にスマホを向けている事は、自己責任なはずなのに、「モンスターをゲットしているだけ」というなにか、自己弁護できそうな雰囲気に満ちている。しかし、スマホを向けられた側が、イヤな事があった人や短期な人、すぐにキレたがる人だった場合、当然トラブルは発生することだろう。
筆者も近くにモンスターがいることを見つけて、普段たちよならない喫煙場所にモンスターに向かい、そのモンスターを獲ろうとすると…喫煙している女性の真ん前…。すぐにモンスターをあきらめて自重した。基本的に、人前ではモンスターをゲットしないなどの自主ルールが必要だ。当たり前のようなことだが、ついついモンスターが登場した場合にどれだけ抑制できるかの自己管理能力が問われるゲームでもあるのだ。
こんな時に、ポーズボタンやパニックボタンがあればと思うが、そうするとゲームの緊張感がなくなってしまう。しかし、ポケモンGOのブームによって、盗撮されているような疑惑を感じさせることは大量発生しているはずだ。結果として、ポケモンGOの普及をさまたげるルールが制定される確率が高まる。
モンスターと対峙した時に、そこが社会に迷惑をかけている場所であるか、そうではないかを判断する必要が個人にあるだろう。むしろ、AIを駆使するGoogle傘下のナイアンテック社は、人が映り込む場所にはモンスターを出さないなどの世界のユーザーからのフィードバックによる問題点に日々取り組んでいるはずだ。むしろ、その改良の進化のスピードと、日本の自治体での迷惑条例のスピードとの勝負かも知れない。日本は規制の緩和には時間がかかるが、何かあった場合や万一の時に関しての規制はやたらとスピードが早いから、ナイアンテック社側の回避策に期待したいものだ。
また、ポケモンGOのレベルが5にならないと、マクドナルドでの「ジム」の対戦がデキなかった…。この時点でマクドナルドで対戦する敷居の高さを感じてしまった。
ポケモンGO初日にトライしてみて気づいた危険性
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kandatoshiaki/20160723-00060273/