モスバーガー

BS JAPAN 毎週日曜日23:00
小谷真生子のKANDAN
http://www.bs-j.co.jp/kandan/
http://www.bs-j.co.jp/kandan/onair/071202.html

日経新聞とグリコの2社提供によるビジネス番組。
製作はオフィストゥーワン

グリコはビジネスストレスをターゲットとした「メンタルバランスチョコレート」GABAを発売しておりビジネス番組にスポンサードしている。

メインキャスターは、ワールドビジネスサテライトの小谷真生子氏。
インタビュワーとしての素朴な質問の対応がとてもいい。社長からの評判も高いことだろう。対談相手がにこやかになっている。阿川さんの社長対談番組もおもしろいが…。

今回の社長は、モスフードサービス 櫻田厚社長
創業者 創業者は故・櫻田慧(さとし享年60才)の甥にあたる。

モスバーガーの新業態「モスカフェ」OSAKI CAFEを紹介。
「ミッフィ」のディック・ブルーナ(オランダ)氏がデザインを手がけるモスのカフェ。
・ビジネスとしては面会しないというディック・ブルーナー氏にファミリーとして会い、モスの考え方を説得してデザインを依頼したという。
・カーブややわらかい面を強調したデザインの店舗

・ハンバーガー以外のカフェめしメニューが出される。

2004年からの食育プログラム
モスバーガーのスタッフが90分の講義と実習による授業で、野菜やパン肉について講義し、実際に食べながら学ぶという授業スタイルを展開している。
http://www.mos.co.jp/social_activity/shokuiku
実際に店舗で働くという、店舗内キッザニアのようなプランがあるのには驚いた。

前期は、純利益が2億円と低迷したため、営業のスーパーバイザーを54名から92名に増員し、フランチャイジーの店舗を頻繁に通うという経営判断を
おこなってきた。一人あたりの担当店舗が15店舗であるが、これをもっと減らしていきたいという。それにより、店舗間のばらつきを埋めることができると考
えている。これにより、今期は回復の兆しが見え始めるという。そのための人件費と旅費・交通費は膨大に増えそうだ。しかし、結果がどうでるかがポイントの
ようだ。

「外食産業が5兆円も減ってしまった」
30兆円と予測された外食産業が25兆円を切ってしまっているのが現状。
ファミリーレストランという言葉はできたが、今はファミリーでは誰も行かない。
外食産業が、中食産業や通信費のしわ寄せを受けている。
ファミリーで楽しめる外食産業が必要と説く。

「創業者の理念を伝えるというけれど、理念の理の字さえわからない人が増えているから、翻訳する必要がある」

この番組を見ているうちに、メガバーガーや、価格競争だけではない、モスバーガーのブランド力を感じることができた。しかし、厚切りトマトや甘いテリヤキ以外のモスもあるようなので、今度はひさしぶりに、モスバーガーに一度くらい足をむけてみたいと感じた。

資本金         114億1,284万5,000円
売上高
    連結:    598億9,082万3,000円
    単独:    480億1,343万5,000円
            (2007年3月期)
営業利益    13億円
経常利益    21億円
当期純利益  2億円

総資産    
    連結:    465億6,841万2,000円
    単独:    427億3,775万1,000円
            (2007年3月期)
従業員数    
    連結:    897人 
    単独:351人
(            2007年3月31日現在)
決算期     3月31日

主要株主    
            紅梅食品工業(株) 4.37%
            日本生命保険相互会社 4.19%
            (株)ニットー 3.79%

主要子会社     (株)トモス 99.2%
            (株)モスクレジット 100%
            (株)エム・エイチ・エス 100%
            (株)四季菜 100%

作成日: 2007年12月7日(金) 09時27分

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