いよいよ、明日「クローバーフィールド」が公開される。
http://www.04-05.jp/
海外サイトはこれだったから、日本のサイトはまだわかりやすい。
http://www.1-18-08.com/
パニック映画は、なんといっても客観視線よりも、主観視線のほうが圧倒的に怖い。
ホラーの手法では、モンスター側からの揺れる主観目線でゆっくりと近寄り、恐怖が迫ることをモンスター側の視点で表現するのが、かつてのホラーの常套手段。ブギーマやジェイソンの視線だ。
スピルバーグの「プライベートライアン」の冒頭のノルマンディ上陸シーンの主観視線は、モノクロのシーンにクローズアップと短いショットの繰り返しによる主観視線。まるで、マグナムフォトのロバート・キャパの写真を被写体側から参加しているように感じた。
おなじくスピルバーグの「宇宙戦争」の侵略開始のシーンは、一切解説がないまま進行する。そう、これなんだ。パニックの現場には、いったい何が起きているのかが現場では、まったくわからない状態で右往左往させられる。
かつての怪獣映画では、すぐにニュースキャスターが何が起きているのかを客観的に解説してから映画が進行することによって、この不安感は払拭されてしまう。
ブレアウィッチプロジェクトは、低予算ながらも、ドキュメンタリータッチな撮影による、完全主観視点によって、主人公がほとんどカメラに映らないということでの、映画の視点がそのままの主人公の目線というスタイルだった。わけのわからない恐怖を感じさせることに成功した。
今回のこの、クローバーフィールド。
手持ちハンディカメラのブレブレで撮影しているが、十分にそのアングルもCGとともに計算されたアングルだということが、朝のとくダネでタネ証かしがされていた。
むしろ、そのタネ証しをされると余計に見たくなってしまった。
すでにいつくもの、CLOVER FIELDのマッシュアップ作品が登場している。
映画は、マスメディアで関心をあおり、それからはブログなどのユーザーの評価で、観客動員数が変わってくるのだろう。
YouTubeで予告編を見ているのだから、ここから映画の鑑賞券(引き換え券)を安く購入できればいいのに。
しかし、渋谷の渋東シネマ 土曜日なのに、オールナイトもなければ、
明日からも、20:40~22:15の一日にたったの一回だけの上映?
ノーカントリーもレイトショーのみだなんて…。
20:00以降の回はレイトショーで一般・大高1200円だからいいんだけど…。早く見たい!
明日からの公開だけど、上映時間に関する情報なさすぎだ。
映画の配給先やPRが一生懸命盛り上げても、肝心な興行主が上映時間を公開しなければ観客は見に行けないじゃyないか!
米国では、デジタルシネマ化によって、フィルムレスなので、観客の入り次第で上映ホールをコロコロ変えることができるようになった。人気のある映画はすべてその映画なんてこともありえる。むしろ、限られたスクリーンをもっと有効に使っていただきたい。
六本木だとネットで購入できて携帯で使えるVITがあるのに。
http://www.tohotheater.jp/vit/
しかも、本日の24時と26時20分からも上映しているではないか!渋東シネマがんばってほしいす!
レイトショーなのに1800円というのは土地代設備代?渋谷もたいして変わらないと思うのだが…。待ちきれないので、今夜は六本木かな? プレミアで見た人の感想が、Yahoo映画にアップされているが、見ないようにしよう。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id329614/s0/or1
ゴジラのテーマソングとのマッシュアッ