一冊の本がボクを都心から移住させることを決意させてくれた。
1年で500時間得する
「通勤時間「超」活用術」久恒啓一著 三笠書房
あなたを毎朝、バージョンアップする方法!
一日2時間、一週間で10時間…これはなんのことかというと、通勤時間のことである。
通勤時間に片道約1時間かけると、一週間でなんと10時間も勉強できる時間がとれるというのである。
しかし、時間は人間だれしも、動物にも平等にある。しかし、職住接近や通勤時間が徒歩10歩の現在の暮らしでは、何でも自由に使えるために、ついつい学習するという機会を逃してしまう。
それだけではなく、通勤時間は、社会とも触れることとなる。自分との「コンシャス(意識)時間」になるという。なるほど~。久恒先生いいこというなぁ…。
それから、自分の時間の使い方を効率化することを考え始めてみると、無駄なことがとても多い。
一番、無駄とはいわないが、時間を浪費しているのがテレビだ。テレビといってもボクはダラダラ、バラエティを見ているつもりはない。ビジネス系の情報番組を、3台のハードディスクレコーダーで、ほぼすべて録画して視聴している。しかし、それでもハードディスクの限界から、消去しなければ次の番組が収録できなくなってしまう。そこで、無駄が発生している。それは、一番見たい番組を残して、どうでもいいような情報番組から、見ていき、それを消去する繰り返しだ。見たい番組ほど、保存され続け見ることができず、見なくてもいい番組を一生懸命、一番見ているという結果だ。
ふと振り返ってみると、半年前のワールドビジネスサテライトなんて、今では何の価値もない。「トレンドたまご」で紹介された商品はおろか、会社のウェブさえ、閉鎖されていたりするではないか!
テレビはやはり、旬のうちに消化しなければならない。しかし、いくらがんばっても一度に3番組は視聴できない。いや、音声だけを一つにすれば、なんとか他の2番組も生放送ならわかる。というのは最近のテレビ番組は字幕が多いので、ひとつの番組に集中して、ほかの2番組はぼんやりみていてもなんとなくわかるからだ。特にNHKの大河ドラマは、「早聞きモード」でみれば30分で終わるし、間がとても現代的でになる。そんな見方をするのもひとつの「テレビの見方の実験」である。
3番組の同時視聴法などを開発すれば、神田昌典氏のように「フォトリーディング」に変わる「フォトウォッチング」として商材になるのかもしれない。また、「自分をGoogle化する」勝間和代氏にあやかり、「知人をGoogle化」して、最大限に他人によって効率する方法を考案してもいいだろう。2chのテレビ実況スレもテレビといっしょに録画してほしい。
話をもどそう…。
幸い、ボクは、通勤時間の中で仕事をするのは嫌いではない。いや、むしろ好きなほうだ。変わりゆく景色をながめながら、大好きな70年代ロックを聴きながら、イーモバイルで通信するというのは、1日の2時間を、移動しながらの執筆タイムに向けることができそうだ。
しかし、PCは椅子に座れなければ使えない。1時間立つということで、何かの有酸素運動ができればいいが、それは難しい。リュックサックだけど、イスになるようなものはないだろうか?もしくは、新たなモバイル機器の導入か!
2年ごとの賃貸生活だからこそ、今まで住んだことのないところや、やったことのないことを経験すべきだろう。家を持ってしまうと、このボヘミアン生活はできない。
ということで、1時間、通勤圏ということで、湘南方面に事務所兼住居を探す旅に出ることにした。
20代のころ、神戸人がサーフィンするのはとても大変なことだった。フェリーに乗って、淡路にわたり、淡路を横断し、四国にわたり、さらに横断して太平洋。しかも、対して波がなく、どっと疲れて、また舞い戻る。そんなサーフィンのストレスをこの年になってから、ほとんど無料で楽しめる場所があったからだ。
最近は、バリ島のあったかい海でしかサーフィン経験のないボクが、湘南の海になじめるかどうかもまだ不安だ。しかし、関西からはじめて東京の海を見て砂浜が黒くて驚いたが、それも今となっては、砂浜は黒いものになっている。ましてや年齢的には27歳と思いこんでいるからこそ、まだまだいろんな体験ができるはずだ!
湘南方面の人、ぜひよろしくお願いいたします!