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ビデオリサーチ社では関東・関西地区の場合、対象世帯のうち毎月25世帯を入れ替え、2年間ですべて一新するようにしているが、興信所は同社の保守点検の車を尾行し、5、6世帯を割り出したという。
9月19日放送の「芸能人犯罪被害スペシャル」と26日の「奇跡の生還 芸能人版」を見るよう依頼。承諾した4世帯に、5千円から1万円の商品券か現金を渡した。プロデューサーは、1世帯判明するごとに興信所に10万円、社長夫婦には1件につき2万円を自費で払っていたという。 視聴を依頼した番組の視聴率は10.2〜17.1%だった。
4世帯は視聴率に直すと約0.67%にあたり、関東地区の場合は約11万世帯が見た計算になる。
◆問題となった日テレ番組(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と視聴率
02年 9月19日放送「芸能人犯罪被害スペシャル」 15.5%
02年 9月26日放送「奇跡の生還芸能人版」 15.7%
03年 1月 1日放送「生でハッスルテレビ」 11.1%
「びっくり人間スペシャル」 17.1%
03年 4月 3日放送「芸能人犯罪被害スペシャル」 10.5%
03年 9月24日放送「奇跡の生還芸能人版」 10.2% (10/25 00:10)
それにしても 4世帯で11万世帯が見たというのはすごい数字だ。視聴率以外での番組やテレビの評価軸というのもそろそろ必要な時期にきているだろう。
ビデオリサーチ社で学生時代にバイトをしていたが、昼間に電話帳から抽出した家庭に電話をして家にいるところだけしか、当然モニターになってもらえない。もっと深夜や夜遅い時間帯での単身世帯などの視聴率なども測定できると非常に、ある意味おもしろい数字がでることだろう。
水戸黄門の15.4%の数字が物語っている昼間在宅世帯と深夜在宅世帯(単身世帯をふくめて)との差を何かで証明できると正しいテレビ視聴が測定できると思う。
その前にテレビにIPアドレスがふられて、結果としてPingを打つと、視聴率、いや視聴数が出る時代になりそうなので、このような視聴調査も、近い将来には、過去の遺物となることだろう。
ビデオリサーチ社の調査手法 http://www.videor.co.jp/data/ratedata/henkou.htm