2016年7月30日新宿南口にて 筆者撮影
鳥越さんを応援した時とかなりニュアンスが違う表現になってきた…。
小池批判が、いつしか変化。
党議拘束上での応援演説だったのか…。
小池ゆりこ都知事を絶賛するトーンに変身中。
私にとって(小池都知事)はまぶしい
しかし、「私にとって、まぶしい」という表現は本当にうまい!
「まぶしい存在」は、憧れにも、嫉妬にもどちらにも受けとれる。褒めているわけでも、けなしてもいない。
リスペクトと、アンリスペクトのどちらにも受け入れられて、明言を避けながらもポジティブに聞こえる。
小池都知事の人気をも、自分のパワーに吸い寄せる政治家のスキルだ。
❏民進党の代表選に出馬している蓮舫代表代行(48)が東京都の小池百合子知事(64)について、「女性としては、やっぱりまぶしい」「応援したい」などとテレビ番組で絶賛した。小池氏は蓮舫氏と同様にキャスターを経て政界入りしたという経緯があり、親近感のようなものを抱いているようだ❏小池百合子氏の「都議会冒頭解散」を蓮舫氏は批判の対象にしていた2016年7月の都知事選では、蓮舫氏が代表代行を務める民進党は鳥越俊太郎氏を支援。蓮舫氏も応援演説に立ち、小池氏批判を展開していた。
❏都知事選を終え、小池新都政が始動するなか、今回の蓮舫氏の「カミングアウト」となったようだ。
❏「私にとってまぶしい」
「バイキング」(フジテレビ)に出演。この中で、蓮舫氏が小池氏について言及した。❏司会の坂上忍氏が「蓮舫さんからすると、今の小池さんって、どう映ってるんですか?」と水を向けると、蓮舫氏は「今に限らず、小池さんはずっと私にとってまぶしい」と応じた。
❏蓮舫氏は続けて、その理由を「彼女は、経済のニュースキャスターで女性でピンで(ひとりで)初めて立ちました。あの当時の女性のキャスターは、皆さん隣で笑っているだけでした。あるいは小道具の説明でした。で、そこに対してニュースキャスターを目指していた私たちにとってみたら、一番早く経済(番組)を一人で切り盛りするキャスターをやって、その後、政界に入られて、で、クールビズというものを作られて、常に一歩先んじて、チャレンジを果敢にしている姿というのは、党派を超えて女性としては、やっぱりまぶしいです」などと一気に説明した。