1,599 Views

次の元号は「平成」から「西暦」へ閣議決定!


閣議決定で決まった「平成」を発表する小渕官房長官(当時)

2016年7月14日木曜日
2016/07/14/THU
天皇陛下の「生前退位」「生前譲位」のニュースは、各新聞一面をかざった。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6207621

NHKのスクープだ。
なぜ、このタイミングでとかいろいろと憶測できるが、キーワードに「改憲」があることは容易に想像できる。

むしろ、そんなことよりも、元号が変わるならば、ひとつのアイデアを提案したい。

次の元号を「西暦」にしていただきたいのだ。

元号は平成から西暦へ

想いは、数年前からずっと言い続けている…。

宮内庁発表、「平成」の次の元号は「西暦」が有力! 2012/04/1 #4fooljp
http://knn.typepad.com/knn/2012/04/宮内庁発表平成の次の元号は西暦が有力-2012041-4fooljp.html

エイプリルフールの妄想だが、閣議決定で、どうにでもなるハナシだから検討には値すると信じている。

「宮内庁は、陛下のご崩御リスクに対して、対応をはじめると同時に、ますますグローバル化するなか、日本の公的文書や民間の文書にも、ネット上での検索ワードに対応できる元号をめざさなければという考え方に変わってきている。

今回、元号法の政令どおり、新しい元号を新たに「西暦」とし、元年をご崩御の西暦年に合わせることにより、西暦との今後の同期をはかる計画だ。

「宮内庁では、いままで、何度もこのプランについて検討されてきたが、和暦を廃止することによっての宮内庁の仕事が減ることを恐れていたが、今回は大英断だといえよう。

また、海外では「年月日」、および「全角数字」は、すべて文字化けするので、西暦/月/日の半角数字表記を推奨している。例えば、2012/04/01 などの表記順だ。

欧米型の 01/04/2012 の表記も、ネットでの検索向きではないと判断している。100年、1000年の単位で考えれば、月日よりも、西暦の方が重要になるからだ。絞り込みにも記事の先頭に西暦がある方が、インターネットの検索エンジンにやさしいUIとなることだろう。

また、1~9月に関しては、01~09の「0」を追記することによって、検索時の重複を避けるという考え方を示している」 と宮内庁の内部事情になぜか詳しい、ポール神田敏晶氏(オーストラリア在住)は語る。

宮内庁では他に、2012/04/01/13:20 のような時間も表記できるようにすれば、「ライフログ」デバイスなどの履きだすデータをも、世界でも共有できるはずとして、外務省や文部科学省にも働きかける予定だ。

実際のところ、宮内庁においても、飛鳥時代からの文書を西暦とマッチングさせる作業は複雑で、常にケアレスミスを生みやすい環境にあった。すべての和暦を西暦とマッチングさせることによって、元号はあくまでも、一つの時代の象徴として決定することが望ましいと考えている。
これによって、少子化の子供たちも、日本史と世界史がひとつの時間軸で学べる時代になりそうだ。
日本のグローバル化は、和暦を西暦とマッチングさせることから始まるだろう。

 

飛鳥時代からの元号を列挙してみた

歴史としては重要だが、世界と比較しづらいフォーマットだ。
日本史を世界史としてとらえることもできない。

もちろん、元号は重要だ。それは歴史的な表記として扱えばよいだけだ。

 

飛鳥時代

元号名 期間 年数 天皇名 改元理由
漢字 読み 始期 終期
大化 たいか 645年6月19日 650年2月15日 6年 孝徳天皇 天下安寧、政化敷行による改元。
白雉 はくち 650年2月15日 654年10月10日 5年 穴戸国の国司が白雉を献上した祥瑞による改元。
654年10月10日 686年7月20日 32年 孝徳天皇の崩御後、新たな元号は定められず。
朱鳥 しゅちょう 686年7月20日 686年9月9日 1年 天武天皇 (不明)
すちょう
あかみどり
686年9月9日 701年3月21日 15年 天武天皇の崩御後、新たな元号は定められず。
大宝 たいほう 701年3月21日 704年5月10日 4年 文武天皇 対馬国からが献上された事による改元。
だいほう
慶雲 けいうん 704年5月10日 708年1月11日 5年 西楼上に慶雲を見た祥瑞による改元。
きょううん
和銅 わどう 708年1月11日 715年9月2日 8年 元明天皇 武蔵国より和銅が献上された祥瑞による改元。

奈良時代

元号名 期間 年数 天皇名 改元理由
漢字 読み 始期 終期
霊亀 れいき 715年9月2日 717年11月17日 3年 元正天皇 元正天皇の即位、左京職より瑞亀が献上された祥瑞による改元。
養老 ようろう 717年11月17日 724年2月4日 8年 美濃国の美泉の祥瑞による改元。
神亀 じんき 724年2月4日 729年8月5日 6年 聖武天皇 白亀を献上された祥瑞による改元。
天平 てんぴょう 729年8月5日 749年4月14日 21年 左京職が背に「天王貴平知百年」と文のある亀を献上した祥瑞による改元。
天平感宝 てんぴょうかんぽう 749年4月14日 749年7月2日 1年 陸奥国から黄金を献上された祥瑞による改元。
天平勝宝 てんぴょうしょうほう 749年7月2日 757年8月18日 9年 孝謙天皇 孝謙天皇即位による改元。
天平宝字 てんぴょうほうじ 757年8月18日 765年1月7日 9年 淳仁天皇 宮中でが「五月八日開下帝釋標知天皇命百年息」の文字を成し、駿河国でも瑞字を生じた祥瑞による改元。
天平神護 てんぴょうじんご 765年1月7日 767年8月16日 3年 称徳天皇 称徳天皇の即位による改元。
神護景雲 じんごけいうん 767年8月16日 770年10月1日 4年 慶雲の祥瑞による改元。
宝亀 ほうき 770年10月1日 781年1月1日 12年 光仁天皇 肥後国より白亀が献上された祥瑞による改元。
天応 てんおう 781年1月1日 782年8月19日 2年 美雲の祥瑞による改元。
てんのう
延暦 えんりゃく 782年8月19日 806年5月18日 25年 桓武天皇 桓武天皇の即位による改元。

平安時代

元号名 期間 年数 天皇名 改元理由
漢字 読み 始期 終期
大同 だいどう 806年5月18日 810年9月19日 5年 平城天皇 平城天皇の即位による改元。
弘仁 こうにん 810年9月19日 824年1月5日 15年 嵯峨天皇 嵯峨天皇の即位による改元。
天長 てんちょう 824年1月5日 834年1月3日 11年 淳和天皇 淳和天皇の即位による改元。
承和 じょうわ 834年1月3日 848年6月13日 15年 仁明天皇 仁明天皇の即位による改元。
しょうわ
嘉祥 かしょう 848年6月13日 851年4月28日 4年 豊後国から白亀が献じられた瑞祥による改元。
かじょう
仁寿 にんじゅ 851年4月28日 854年11月30日 4年 文徳天皇 文徳天皇の即位、白亀・甘露の瑞祥による改元。
斉衡 さいこう 854年11月30日 857年2月21日 4年 石見国から醴泉の瑞を献上された事による改元。
天安 てんあん 857年2月21日 859年4月15日 3年 美作国常陸国両国より白鹿、連理の樹が献上された祥瑞による改元。
てんなん
貞観 じょうがん 859年4月15日 877年4月16日 19年 清和天皇 清和天皇の即位による改元。
元慶 がんぎょう 877年4月16日 885年2月21日 9年 陽成天皇 陽成天皇の即位、白雉・白鹿献上の瑞祥による改元。
仁和 にんな 885年2月21日 889年4月27日 5年 光孝天皇 光孝天皇の即位による改元。
にんわ
寛平 かんぴょう 889年4月27日 898年4月26日 10年 宇多天皇 宇多天皇の即位による改元。
かんぺい
かんへい
昌泰 しょうたい 898年4月26日 901年7月15日 4年 醍醐天皇 醍醐天皇の即位による改元。
延喜 えんぎ 901年7月15日 923年閏4月11日 23年 辛酉革命、天変による改元。
延長 えんちょう 923年閏4月11日 931年4月26日 9年 水潦、疾疫による改元。
承平 じょうへい 931年4月26日 938年5月22日 8年 朱雀天皇 朱雀天皇の即位による改元。
しょうへい
天慶 てんぎょう 938年5月22日 947年4月22日 10年 厄運、地震、御慎による改元。
てんきょう
天暦 てんりゃく 947年4月22日 957年10月27日 11年 村上天皇 村上天皇の即位による改元。
天徳 てんとく 957年10月27日 961年2月16日 5年 水旱による改元。
応和 おうわ 961年2月16日 964年7月10日 4年 辛酉革命、皇居火災などによる改元。
康保 こうほう 964年7月10日 968年8月13日 5年 甲子革令、旱魃による改元。
安和 あんな 968年8月13日 970年3月25日 3年 冷泉天皇 冷泉天皇の即位による改元。
あんわ
天禄 てんろく 970年3月25日 973年12月20日 4年 円融天皇 円融天皇即位による改元。
天延 てんえん 973年12月20日 976年7月13日 4年 天変、地震による改元。
貞元 じょうげん 976年7月13日 978年11月29日 3年 火災地震による改元。
天元 てんげん 978年11月29日 983年4月15日 6年 災変、陽五厄による改元。
永観 えいかん 983年4月15日 985年4月27日 3年 干魃、皇居火災などによる改元。
寛和 かんな 985年4月27日 987年4月5日 3年 花山天皇 花山天皇の即位による改元。
かんわ
永延 えいえん 987年4月5日 989年8月8日 3年 一条天皇 一条天皇の即位による改元。
永祚 えいそ 989年8月8日 990年11月7日 2年 彗星地震など天変災異による改元。
正暦 しょうりゃく 990年11月7日 995年2月22日 6年 大風、天変による改元。
長徳 ちょうとく 995年2月22日 999年1月13日 5年 疾疫、天変による改元。
長保 ちょうほう 999年1月13日 1004年7月20日 6年 天変、炎旱(えんかん)による改元。
寛弘 かんこう 1004年7月20日 1012年12月25日 9年 天変地妖(ちよう)による改元。
長和 ちょうわ 1012年12月25日 1017年4月23日 6年 三条天皇 三条天皇の即位による改元。
寛仁 かんにん 1017年4月23日 1021年2月2日 5年 後一条天皇 後一条天皇の即位による改元。
治安 じあん 1021年2月2日 1024年7月13日 4年 辛酉革命による改元。
万寿 まんじゅ 1024年7月13日 1028年7月25日 5年 甲子革令による改元。
長元 ちょうげん 1028年7月25日 1037年4月21日 10年 疫病、炎旱による改元。
長暦 ちょうりゃく 1037年4月21日 1040年11月10日 4年 後朱雀天皇 後朱雀天皇の即位による改元。
長久 ちょうきゅう 1040年11月10日 1044年11月24日 5年 災変、内裏(だいり)焼失による改元。
寛徳 かんとく 1044年11月24日 1046年4月14日 3年 疾疫干魃による改元。
永承 えいしょう 1046年4月14日 1053年1月11日 8年 後冷泉天皇 後冷泉天皇の即位による改元。
えいじょう
天喜 てんき 1053年1月11日 1058年8月29日 6年 天変、怪異による改元。
てんぎ
康平 こうへい 1058年8月29日 1065年8月2日 8年 大極殿法成寺の火災による改元。
治暦 じりゃく 1065年8月2日 1069年4月13日 5年 旱魃、三合厄による改元。
延久 えんきゅう 1069年4月13日 1074年8月23日 6年 後三条天皇 後三条天皇の即位による改元。
承保 じょうほう 1074年8月23日 1077年11月17日 4年 白河天皇 白河天皇の即位、三合厄による改元。
しょうほう
承暦 じょうりゃく 1077年11月17日 1081年2月10日 5年 旱魃、疱瘡の流行による改元。
しょうりゃく
永保 えいほう 1081年2月10日 1084年2月7日 4年 辛酉革命による改元。
応徳 おうとく 1084年2月7日 1087年4月7日 4年 甲子革令による改元。
寛治 かんじ 1087年4月7日 1094年12月15日 8年 堀河天皇 堀河天皇の即位による改元。
嘉保 かほう 1094年12月15日 1096年12月17日 3年 疱瘡の流行による改元。
永長 えいちょう 1096年12月17日 1097年11月21日 2年 天変、地震による改元。
承徳 じょうとく 1097年11月21日 1099年8月28日 3年 天変、地震による改元。
しょうとく
康和 こうわ 1099年8月28日 1104年2月10日 6年 地震、疾病による改元。
長治 ちょうじ 1104年[2月10日 1106年4月9日 3年 天変による改元。
嘉承 かしょう 1106年4月9日 1108年8月3日 3年 彗星による改元。
かじょう
天仁 てんにん 1108年8月3日 1110年7月13日 3年 鳥羽天皇 鳥羽天皇の即位による改元。
天永 てんえい 1110年7月13日 1113年7月13日 4年 彗星の出現による改元。
永久 えいきゅう 1113年7月13日 1118年4月3日 6年 天変、兵革、疫疾などによる改元。
元永 げんえい 1118年4月3日 1120年4月10日 3年 天変、疾疫による改元。
保安 ほうあん 1120年4月10日 1124年4月3日 5年 天変、厄運による改元。
天治 てんじ 1124年4月3日 1126年1月22日 3年 崇徳天皇 崇徳天皇の即位による改元。
大治 だいじ 1126年1月22日 1131年1月29日 6年 疱瘡の流行による改元。
天承 てんしょう 1131年1月29日 1132年8月11日 2年 炎旱、天変による改元。
てんじょう
長承 ちょうしょう 1132年8月11日 1135年4月27日 4年 疾疫、怪異による改元。
保延 ほうえん 1135年4月27日 1141年7月10日 7年 飢饉、疫疾、洪水による改元。
永治 えいじ 1141年7月10日 1142年4月28日 2年 辛酉革命による改元。
康治 こうじ 1142年4月28日 1144年2月23日 3年 近衛天皇 近衛天皇の即位による改元。
天養 てんよう 1144年2月23日 1145年7月22日 2年 甲子革令による改元。
久安 きゅうあん 1145年7月22日 1151年1月26日 7年 彗星の出現による改元。
仁平 にんぺい 1151年1月26日 1154年10月28日 4年 彗星の出現による改元。
にんぴょう
久寿 きゅうじゅ 1154年10月28日 1156年4月27日 3年 変異、厄運による改元。
保元 ほうげん 1156年4月27日 1159年4月20日 4年 後白河天皇 後白河天皇の即位による改元。
平治 へいじ 1159年4月20日 1160年1月10日 2年 二条天皇 二条天皇の即位による改元。
永暦 えいりゃく 1160年1月10日 1161年9月4日 2年 兵乱による改元。
応保 おうほう 1161年9月4日 1163年3月29日 3年 疱瘡の流行による改元。
おうほ
長寛 ちょうかん 1163年3月29日 1165年6月5日 3年 天変、疱瘡による改元。
永万 えいまん 1165年6月5日 1166年8月27日 2年 天変、怪異、疾疫などによる改元。
仁安 にんあん 1166年8月27日 1169年4月8日 4年 六条天皇 六条天皇の即位による改元。
嘉応 かおう 1169年4月8日 1171年4月21日 3年 高倉天皇 高倉天皇の即位による改元。
承安 しょうあん 1171年4月21日 1175年7月28日 5年 災変、厄会による改元。
安元 あんげん 1175年7月28日 1177年8月4日 3年 疱瘡の流行による改元。
治承 じしょう 1177年8月4日 1181年7月14日 5年 大極殿の火災、天変による改元。
養和 ようわ 1181年7月14日 1182年5月27日 2年 安徳天皇 安徳天皇即位による改元。
寿永 じゅえい 1182年5月27日 1184年4月16日 3年 安徳天皇 飢饉(ききん)、兵革、病事による改元。
元暦 げんりゃく 1184年4月16日 1185年8月14日 2年 後鳥羽天皇
(安徳天皇)
後鳥羽天皇の即位による改元。
平氏が王朝の実権を握る中での養和への改元に対し、対立する源頼朝の関東政権は養和・寿永の元号を使わず、元暦への改元まで治承を引き続き使用した。
一方、京都を占領して後鳥羽天皇を立てた源氏が元号を元暦へと改めたのに対し、安徳天皇を擁する平氏は都落ちした後も元暦・文治の元号を使用せず、寿永を滅亡まで使用した。

鎌倉時代

開始年
(西暦)
元号名 読み 年数 改元理由 改元時の天皇
1185年 文治 ぶんじ 6 後鳥羽天皇
1190年 建久 けんきゅう 10
1199年 正治 しょうじ 3 土御門天皇
1201年 建仁 けんにん 4 辛酉改元
1204年 元久 げんきゅう 3 甲子改元
1206年 建永 けんえい 2
1207年 承元 じょうげん 5
1211年 建暦 けんりゃく 3 順徳天皇
1213年 建保 けんぽう 7
1219年 承久 じょうきゅう 4
1222年 貞応 じょうおう 3 後堀河天皇
1224年 元仁 げんにん 2
1225年 嘉禄 かろく 3
1227年 安貞 あんてい 3
1229年 寛喜 かんき 4
1232年 貞永 じょうえい 2
1233年 天福 てんぷく 2 四条天皇
1234年 文暦 ぶんりゃく 2
1235年 嘉禎 かてい 4
1238年 暦仁 りゃくにん 2
1239年 延応 えんおう 2
1240年 仁治 にんじ 4
1243年 寛元 かんげん 5 後嵯峨天皇
1247年 宝治 ほうじ 3 後深草天皇
1249年 建長 けんちょう 8
1256年 康元 こうげん 2
1257年 正嘉 しょうか 3
1259年 正元 しょうげん 2
1260年 文応 ぶんおう 2 亀山天皇
1261年 弘長 こうちょう 4 辛酉改元
1264年 文永 ぶんえい 12 甲子改元
1275年 建治 けんじ 4 後宇多天皇
1278年 弘安 こうあん 11
1288年 正応 しょうおう 6 伏見天皇
1293年 永仁 えいにん 7
1299年 正安 しょうあん 4 後伏見天皇
1302年 乾元 けんげん 2 後二条天皇
1303年 嘉元 かげん 4
1306年 徳治 とくじ 3
1308年 延慶 えんきょう 4 花園天皇
1311年 応長 おうちょう 2
1312年 正和 しょうわ 6
1317年 文保 ぶんぽう 2
1319年 元応 げんおう 3 後醍醐天皇
1321年 元亨 げんこう 4 辛酉改元
1324年 正中 しょうちゅう 3 甲子改元
1326年 嘉暦 かりゃく 4
1329年 元徳 げんとく 大覚寺統:3
持明院統:4
後醍醐天皇(大覚寺統)の倒幕計画発覚後、天皇は「元弘」に改元した。
しかし、鎌倉幕府は改元を認めず、「元徳」を使い続けるとともに、光厳天皇(持明院統)を擁立した。
大覚寺統
開始年
(西暦)
元号名 読み 年数 改元理由 改元時の天皇
1331年 元弘 げんこう 4 後醍醐天皇
鎌倉幕府に擁立された光厳天皇は「正慶」に改元。後醍醐天皇は隠岐に流される。
持明院統
開始年
(西暦)
元号名 読み 年数 改元理由 改元時の天皇
1332年 正慶 しょうきょう
(しょうけい)
2 光厳天皇
配流先の隠岐から帰京した後醍醐天皇は、光厳天皇の即位と「正慶」の元号の無効を宣言。天皇親政を始めた後醍醐天皇は、「建武」に改元する(建武の新政)。

南北朝時代・室町時代

開始年
(西暦)
元号 読み 年数 改元理由 改元時の天皇
1334年 建武 けんむ 南朝:3
北朝:5
後醍醐天皇
建武の新政(建武政権)は2年足らずで崩壊し、足利尊氏が離反。1336年(建武3年)に後醍醐天皇は「延元」に改元した。これに対して尊氏は入京して光明天皇を擁立し、「建武」の元号を使い続ける。後醍醐天皇は一旦和睦したものの、再び京を脱出して吉野へ逃れ、吉野朝廷(南朝)が成立した。
南朝(大覚寺統)
開始年
(西暦)
元号 読み 年数 改元理由 改元時の天皇
1336年 延元 えんげん 5 後醍醐天皇
1340年 興国 こうこく 7 後村上天皇
1346年 正平 しょうへい 25
1370年 建徳 けんとく 3 長慶天皇
1372年 文中 ぶんちゅう 4
1375年 天授 てんじゅ 7
1381年 弘和 こうわ 4
1384年 元中 げんちゅう 9 甲子改元 後亀山天皇
1392年(元中9年/明徳3年)、後亀山天皇が退位して南北朝合一が成った(明徳の和約)。元号は「明徳」に統一された。
北朝(持明院統)
開始年
(西暦)
元号 読み 年数 改元理由 改元時の天皇
「延元」への改元・南朝成立後も、北朝・足利方では引き続き「建武」の元号を使用した。
1338年 暦応 りゃくおう
(れきおう)
5 光明天皇
1342年 康永 こうえい 4
1345年 貞和 じょうわ
(ていわ)
6
1350年 観応 かんのう
(かんおう)
3 崇光天皇
1352年 文和 ぶんな
(ぶんわ)
5 後光厳天皇
1356年 延文 えんぶん 6
1361年 康安 こうあん 2
1362年 貞治 じょうじ
(ていじ)
7
1368年 応安 おうあん 8
1375年 永和 えいわ 5 後円融天皇
1379年 康暦 こうりゃく 3
1381年 永徳 えいとく 4 辛酉改元
1384年 至徳 しとく 4 甲子改元 後小松天皇
1387年 嘉慶 かきょう
(かけい)
3
1389年 康応 こうおう 2
1390年 明徳 めいとく 5
南北朝合一後
開始年
(西暦)
元号名 読み 年数 改元理由 改元時の天皇
1394年 応永 おうえい 35 後小松天皇
1428年 正長 しょうちょう 2 称光天皇
1429年 永享 えいきょう 13 後花園天皇
1441年 嘉吉 かきつ 4 辛酉改元
1444年 文安 ぶんあん 6 甲子改元
1449年 宝徳 ほうとく 4
1452年 享徳 きょうとく 4
1455年 康正 こうしょう 3
1457年 長禄 ちょうろく 4
1460年 寛正 かんしょう 7
1466年 文正 ぶんしょう 2 後土御門天皇

戦国時代

開始年
(西暦)
元号名 読み 年数 改元理由 改元時の天皇
1467年 応仁 おうにん 3 災異改元 後土御門天皇
1469年 文明 ぶんめい 19 災異改元
1487年 長享 ちょうきょう 3
1489年 延徳 えんとく 4
1492年 明応 めいおう 10
1501年 文亀 ぶんき 4 辛酉改元 後柏原天皇
1504年 永正 えいしょう 18 甲子改元
1521年 大永 だいえい 8
1528年 享禄 きょうろく 5 後奈良天皇
1532年 天文 てんぶん 24
1555年 弘治 こうじ 4 災異改元
1558年 永禄 えいろく 13 正親町天皇
1570年 元亀 げんき 4 災異改元

安土桃山時代

開始年
(西暦)
元号名 読み 年数 改元理由 改元時の天皇
1573年 天正 てんしょう 20 災異改元 正親町天皇
1592年 文禄 ぶんろく 5 後陽成天皇
1596年 慶長 けいちょう 20 災異改元

江戸時代

開始年
(西暦)
元号名 読み 年数 改元理由 改元時の天皇
1615年 元和 げんな 10 後水尾天皇
1624年 寛永 かんえい 21 甲子改元
1644年 正保 しょうほう 5 後光明天皇
1648年 慶安 けいあん 5
1652年 承応 じょうおう 4
1655年 明暦 めいれき 4 後西天皇
1658年 万治 まんじ 4 災異改元
1661年 寛文 かんぶん 13 災異改元
1673年 延宝 えんぽう 9 災異改元 霊元天皇
1681年 天和 てんな 4 辛酉改元
1684年 貞享 じょうきょう 5 甲子改元
1688年 元禄 げんろく 17 東山天皇
1704年 宝永 ほうえい 8 災異改元
1711年 正徳 しょうとく 6 中御門天皇
1716年 享保 きょうほう 21
1736年 元文 げんぶん 6 桜町天皇
1741年 寛保 かんぽう 4 辛酉改元
1744年 延享 えんきょう 5 甲子改元
1748年 寛延 かんえん 4 桃園天皇
1751年 宝暦 ほうれき 14
1764年 明和 めいわ 9 後桜町天皇
1772年 安永 あんえい 10 後桃園天皇
1781年 天明 てんめい 9 光格天皇
1789年 寛政 かんせい 13 災異改元
1801年 享和 きょうわ 4 辛酉改元
1804年 文化 ぶんか 15 甲子改元
1818年 文政 ぶんせい 13 仁孝天皇
1830年 天保 てんぽう 15 災異改元
1844年 弘化 こうか 5 災異改元
1848年 嘉永 かえい 7 孝明天皇
1854年 安政 あんせい 7 災異改元
1860年 万延 まんえん 2 災異改元
1861年 文久 ぶんきゅう 4 辛酉改元
1864年 元治 げんじ 2 甲子改元
1865年 慶応 けいおう 4 災異改元

明治時代以降

元号名 期間 年数 天皇名 改元理由
漢字 読み 始期 終期
明治 めいじ 慶応4年9月8日
(1868年10月23日)
1912年7月30日 45年 明治天皇 明治天皇の即位による改元。
大正 たいしょう 1912年7月30日 1926年12月25日 15年 大正天皇 大正天皇の践祚による改元。
昭和 しょうわ 1926年12月25日 1989年1月7日 64年 昭和天皇 昭和天皇の践祚による改元。
平成 へいせい 1989年1月8日 24年[1] 今上天皇 皇位の継承による改元。

 

この記事に関連する記事