マイケル・ムーア監督の新作が、9月23日より、なんとネット上で 無料でダウンロードできるという(北米限定)。
サイトでは、「I am a resident of the U.S. or Canada(米国もしくはカナダに住んでいます)」というチェックボックスがあるが、そこは、きっとマイケル・ムーア監督。世界のどこからでも、I am a resident of the U.S. or Canadaという人には、映画をダウンロードさせる目的かと思い、一応、登録してみた。
9月23日にダウンロードを日本からできたら、マイケル・ムーア監督は本当に本物だろう。ネットのダウンロードの法的国境を越えてしまうのだから…。むしろ、それくらいやってくれて当然かとファンのボクは思う。
今回はテレビ放送も、映画での公開もないので、米大統領選挙にどれだけ影響を与えることができるのかという兆戦であることはあきらか。新作映画の無料ダウンロードというのは商業映画監督としては、初の試みだ。
アマゾンであれば日本からでもDVDを購買できる。
200年の大統領選挙で、あと少し、マイケル・ムーアがもう少し、がんばっていたら、おそらくゴア大統領が生まれ、911もイラク戦争もなかったかもしれない。
反対に、情報スーパーハイウェイ構想がさらに進み、デジタルデバイド格差がいま以上にすごいことになっていたのかもしれない。
どちらにしても、過ぎ去った過去を戻すことはできない。
今度のマイケルムーアのアクションは、さらに過激となり、映画でアピールするのをやめ、ネットでたくさんの人に見てもらうというビジネスモデルへと変換する。その結果がどうなるのかは11月になればわかる。