面白い!「ケンブリッジ白熱教室」サッカー選手デビッドベッカムが、フランス実存主義者だったら
ケンブリッジ大学 アンディ・マーティン博士
1998年W杯のイングランド対アルゼンチン戦での哲学的分析。シメオネのタックルにベッカムが、報復してしまった「愚かな報復」をサルトルの実存主義的弁証法で論じる。すべては意図的だったと。
第1回 ベッカム実存主義
http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/cambridge/131010.html
フランス実存主義 existentialism
ベッカム 第一の危機 1998年 W杯のイングランド対アルゼンチン戦 シメオネのタックル
ジャン=ポール・サルトル的分析が行われる…
ベッカムの行動は、すべて意図的である。人間の行動はすべて意図的である。
ある時点で、報復したい欲望の共犯者となる。
元マンチェスターユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督が、本質主義 デカルト派だとしたら、デビッド・ベッカムは、実存主義 パスカル派だった。
フランスのジダンに過去のプレイをやり直せるとしたら?と質問され、やり直したいことは何もないと答えた。
すべての失敗は、意図的だったとベッカムは、実存主義者として答えた
ジークムント・フロイト
レッドカードを見る度に、ベッカムはプルースト効果を想い出すことになるだろう。
嗅覚や味覚から過去の記憶が呼び覚まされる心理現象。
過去の記憶に結びつけられた匂いを嗅ぐことでフラッシュバックを起こすような体験。
「無意識的記憶」や「プルースト現象」とも呼ぶ。
アルベール・カミュ
デビッド・ベッカムの香水 エッセンスは、ベッカムの本質主義。
実存主義者のエッセンスは、あくまでも「付けたし」にしかすぎない。
サルトルの 即自分存在 と 対自存在 である。
ベッカムのタトゥーは、喋らない変わりに、タトゥーは 孔子 の言葉を語る。
「生死有命富貴由天」
「生と死は運命によって、富や名誉は神の意によって定められている」
おもしろい!!
歴史上の哲学者を現在の有名人にあてはめるという発想!
第2回 第2回 美と醜悪の現象学 では、マイケル・ジャクソンがケース事例として登場する予定。
2014年10月17日(金)放送予定 Eテレ 午後11時~午後11時54分
http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/cambridge/131017.html
ケンブリッジ白熱教室
http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/cambridge/
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真実とは?真理とは?そして正義とはなにか?
正義の姿は、立ち位置によっていくらでも変化する。その立ち位置であるポジションを明確にすることにより、相手が考える正義が見えてくる。
自分にとっての正義と相手にとっての正義の交差点を見つけること。
この思考ロジックを持ち合わせることが、交渉の最大のポイント。
白熱教室はここからはじまった。マイケル・サンデルのハーバード白熱教室。