sonyのライフログ「Life X 」戦略

Toshiaki Kanda 2008年09月15日 月曜日
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2008年09月13日(土)品川でソニーのブロガー向けイベントがあり、参加してきた。

毎年開催されているディーラーコンベンションと併設で行われ、ブロガー向けプロモーションもディーラー同様の対応ということで、ソニーのマーケティングの重要なポジションになっていることを感じるくらい丁寧な対応であった。

ブロガーはPRESSというよりも、物を動かさない、対価を問わない情報ディーラーなのかもしれない。

今回のミーティングで気になったのは、2点。
VAIOの「ギガポケットデジタル」 と 「 Life-X」

ギガポケットデジタルはVAIOの専用アプリケーションだが、なかなかユニークな機能が搭載されている。

それは自分の視聴スタイルを「客観的」にチャート化してくれる機能だ。

ピクチャ 4.png

このような視聴傾向の分析という機能は今までなかったので、とてもユニークだ。
限られた番組をHDDの中から視聴するというので、このように自分の好みを「まず客観的に知る」ということはとても重要だろう。

SPIDERには、所有している人とおすすめを送る機能があるので、VAIOユーザー同士での、おすすめのやりとりなどもできるとさらに楽しくなりそうだ。

テレビSNSで、番組視聴さえも、「他人をグーグル化」して見るのがいいのかもしれない。自分をグーグル化するよりも、そのほうが効率がいいからだ。

以前のType Xなどで、全録マシンを操作しても、自分の判断で見るよりも、視聴した人で反響があったものから視聴したほうが効率がよかったからだ。地上波を6局も見ていると人生が6倍必要だ。

2chのTV実況スレの盛り上がりなども、参考にすればいいのかもしれない。

anobar
http://anobar.jp/
までは必要ないのかもしれないけれど、テレビを見ながら、そろそろ関連するフィードくらいは、画面を汚してでも見たくなってきている。

Life-Xは、ソニーがクラウドサービス化できるかの命運がかかっているサービスと感じた。

静止画、動画、画面キャプチャーなどを一元管理し、知人たちとも共有する。
記事やイメージはこちらだ。
CNET「ソニーマーケティング、オンラインサービス「Life-X」を始動–他社共有サイトも一元管理」にもあるように、ソニーの共有サービスである。

何よりも、このビジネスでの一番のソニーの強みは、PCから、テレビへの連動だと思う。

デジカメ写真の共有や、動画の共有はすでにあるし、APIが公開されているので、いろんなサイトが百花繚乱である。

携帯で撮影した写真が、PCやテレビ、PSPや、PS3にリンクできるのも非常にすばらしいことだが、一番いま欠けているのが、テレビのライフログ化である。アプリキャストで、テレビ画面を横断することができたが、テレビに関係する情報を受信しているという状態だ。

もっと、テレビを視聴しながら、テレビコンテンツについて、ユーザーが言及するためのプラットフォームを必要としているのではないだろうか?

知人がおすすめのテレビ。知人が気に入ったCM、いろんなものがテレビ視聴中に、テロップとして流れてきてほしいのだ。

そういった意味では、映画や音楽やテレビなどを消費者が、エンドユーザーとして消費するだけではなく、感想を述べたり、物欲がわいてきた!などと言及することによって、さらなるメディアの拡張がおこなわれるのではないだろうか?

ハード的にはほとんど完成したテレビ。受け身の姿勢で見るのが当たり前だったが、知人からのおすすめがあると、積極的に見に行く。自分の手元のHDDから発掘したり、検索して視聴するという時代はすでにやってきていると実感している。

まずは、生視聴率のデータ以外にも、目を向けられるプラットフォーム化がとても重要だ。

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Category: コラム
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Toshiaki Kanda