小学生がお年玉3万円ではじめる米国株主デビューで配当金生活!

そもそも 『株主配当金(stock dividend)』とは…

 

株主配当金(stock dividend)とは、会社が稼いだお金の一部を、その会社の株を持っている人(株主)に分けてあげることです。

たとえば、あなたがお菓子を売る会社の一部を持っているとします。その会社がたくさんお菓子を売ってお金を稼ぎました。そのうちの一部を「ありがとう」の気持ちで、お金としてあなたにくれるのが配当金です。

■そもそも『配当金』って何ですか?

ポイント

株を持っている人へのお礼

→ 会社が儲けたお金を少し分けてもらえる。

どれだけもらえるかは株の量で決まる

→ たくさん株を持っている人ほど、多くもらえる。

定期的にもらえることが多い

→ 多くの会社は3か月ごとに配当金を配るけど、会社によっては年に1回とか、毎月配るところもある。

株主になると、会社が元気に頑張るほど、あなたも少しずつお金が増える仕組みなんだよ

基本的に年4回配当のある会社を3社もつことによって、毎月株主配当金がもらえる!

 

米国株式で毎月配当を受け取るためには、各月に配当を支払う企業の株式を組み合わせる必要があります。

しかし、1株あたりの配当金が1ドル以上で、株価が100ドル以下の企業は限られており、毎月の配当を得るためには複数の銘柄を組み合わせることが現実的です。

以下に、各月に配当を受け取るための代表的な企業をまとめました。

 

■小学生がお年玉3万円ではじめる米国株主デビューで配当金生活!

 

毎月株主配当が1ドル以上もらえる企業で株価が100ドル以下の企業は…

配当月 銘柄名(ティッカー) セクター 株価(2025年1月3日時点) 年間配当金 配当利回り

1月・4月・7月・10月 アルトリアグループ(MO) 生活必需品 52.51 USD 3.68 USD 8.87%

2月・5月・8月・11月 ベライゾンコミュニケーションズ(VZ) 通信サービス 40.21 USD 2.585 USD 6.74%

3月・6月・9月・12月 コカ・コーラ(KO) 生活必需品 60.49 USD 1.76 USD 2.91%

投資コスト 年間配当金 配当利回り
153.21 8.025 6.17%

この3銘柄の株式だけで、1株づつの投資コストはわずか 150ドル前後  ドル円 155.12円としても、2万3,000円ほど。
年4回の株主配当があるので、年間で8ドル 6.17%の利回りとなる。実質5.2%

MO VZ KO の3銘柄 1株づつ買っても… わずか153ドル
ドル円 155円としても2万3,715円。

お年玉から株式配当が、年間8ドル 1,240円
つまり、毎月平均103円
おこづかいがもらえる。

どうしてこの103円がこどもにも配当されるのかを父兄が教えてあげることによって、ファイナンスの芽が子供にめばえます。

毎月、1ドルを割る金額でも郵便局で日本円で、配当を数100円でももらえるので、不労所得のファイナンス教育費用としても安いはずだ。
不労所得というよりも、お金に働いてもらうという感覚が重要だ。

配当金が理解できれば、配当金を繰越して再投資をする教育に進むことで、複利の法則を理解することができる。

ころころと変化する日本のNISAを気にするよりも(こどもNISA廃止)、長期で原資としての株を20数年間の超、長期で、

小学生の頃から持ち続ければ、学資保険並の原資に株価の成長は期待できるだろう。

だから、かわいい子供や孫には、お年玉を米国株式で運用する方法を伝授してあげたい。同時に米国株をもつことによって『為替』のことも実感して、『ドル高、円安』などの知識が、経験を通じて知ることが毎月できるのだ。

■中学生には1,000ドル単位の投資

 

中学生くらいになると、1,000ドル単位の投資運用を考えてみるのもよいだろう。毎月1,000円以上のおこづかいだ。

 

配当月 銘柄名(ティッカー) セクター 株価(2025年1月3日時点) 月別配当金 配当利回り
1月・4月・7月・10月 アルトリアグループ(MO) 生活必需品 52.51 USD 0.92 USD 8.87%
2月・5月・8月・11月 ベライゾンコミュニケーションズ(VZ) 通信サービス 40.21 USD 0.646 USD 6.74%
2月・5月・8月・11月 AT&T(T) 通信サービス 15.00 USD 0.2775 USD 7.40%
2月・5月・8月・11月 キンダー・モルガン(KMI) エネルギー 17.00 USD 0.2825 USD 6.65%
1月・4月・7月・10月 フィリップ・モリス・インターナショナル(PM) 生活必需品 95.00 USD 1.27 USD 5.35%
3月・6月・9月・12月 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ(IBM) 情報技術 130.00 USD 1.65 USD 5.08%
3月・6月・9月・12月 シェブロン(CVX) エネルギー 140.00 USD 1.51 USD 4.31%
3月・6月・9月・12月 コカ・コーラ(KO) 生活必需品 60.49 USD 0.44 USD 2.91%
1月・3月・6月・9月 ペプシコ(PEP) 生活必需品 150.00 USD 1.15 USD 3.07%
1月・4月・7月・10月 プロクター・アンド・ギャンブル(PG) 生活必需品 140.00 USD 0.9125 USD 2.61%
3月・6月・9月・12月 ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ) ヘルスケア 160.00 USD 1.13 USD 2.83%
3月・6月・9月・12月 マクドナルド(MCD) 消費財 280.00 USD 1.52 USD 2.17%

 

■未成年の株式証券口座のつくりかた

基本的に親に口座があれば作る事が可能

用意するもの
■世帯全員が記載された住民票の写し ※コピー可能
■おこさまのマイナンバーカード

楽天証券


https://www.rakuten-sec.co.jp/web/under_age/

https://account.rakuten-sec.co.jp/ApplicationTop/introduceFriend.do?introClientCd=Dv45eZ0NPas%3D&hash=5970fe6eae8c04db86fc7e1a1d9ba1a8&introBranchCd=TiswAUMUGvU%3D&routeKey=SEC01001&urlSendDt=xEChFTrik%2BQH9UBAaAOoYA%3D%3D&sendSnsKbn=3

SBI証券

https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_home&cat1=home&cat2=service&dir=service&file=home_sogoaccount_underage.html&gclsrc=aw.ds&&waad=I507dV5V&utm_content=lp173-txt230-img000&vtnq=01sm&gad_source=1&gclid=Cj0KCQiAhbi8BhDIARIsAJLOlud1zBIOgxPl8Cv1zX94MgHuKCLzhMdroYkVtXZ_m4S2r8llYQwg4qkaAqY3EALw_wcB

PayPay証券

https://www.paypay-sec.co.jp/support/minor/

 

子供の株式口座は、父兄が口座を開設していれば、簡単に基本は、マイナンバーカードと住民票だけで開設することができる。NISAが関係ないので、取引のない証券会社で口座を作ってみて、使い勝手などを確かめるのもありだ。手数料やインタフェース、郵送での配当金のお知らせの有無までわかる。

NISA 新NISAが使えないので売却した場合は、税金が発生するので、短期の投資には向かない。
むしろ、元の株を売却せずに、配当金のみをもらい長期保有であれば、株価の上昇サイクルのほうが税金分をカバーすることも考えられる。

保険会社の運用をこどもの頃からマスターしておけば、保険のしくみも理解できる。

どこから資金を調達し、どのように運用し、保険の事故率(ロスレシオ)をどれだけの比率に抑えているか…。

■保険会社のロスレシオを知っておこう!

大手保険会社の株式運用と保険賠償金の支払い率は、会社や地域によって異なります。以下に概要を説明します。

株式運用

1.投資戦略

保険会社は、集めた保険料を保険金支払いの準備や利益創出のために運用します。運用先は以下のように分散されています:

債券(政府債、企業債): 全体の運用資産の約50~70%が債券で占められることが多い。

株式: 約10~20%が株式投資に割り当てられる。株式運用は利益の増加を狙うが、リスクを抑えるため他の資産より低めに設定される。

不動産、代替投資: 一部が不動産やインフラプロジェクト、プライベートエクイティなどに投資される。

2.主な例

メットライフ(MetLife): 株式運用は全体の資産の15%以下。

プルデンシャル(Prudential): 株式投資比率は10%程度。

日本の保険会社(例: 日本生命、第一生命): 株式運用比率は5~10%で、債券主体の運用を行う。

保険賠償金の支払い率(ロスレシオ)

1.ロスレシオの定義

ロスレシオ(Loss Ratio)は、支払った保険金額を、集めた保険料収入で割った比率を指します。

•計算式: ロスレシオ = 支払保険金 ÷ 保険料収入 × 100

•この数値が高いほど、保険会社が保険金支払いに多くの資金を割いていることを意味します。

2.平均値

健康保険・生命保険: ロスレシオは50~70%程度。

損害保険(自動車保険など): ロスレシオは60~80%が一般的。

再保険会社: リスクの高い分野を扱うため、ロスレシオは80~90%に達することもある。

3.

アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG): 近年のロスレシオは60~70%。

トラベラーズ(Travelers): 約65%。

日本の損保会社(例: 損保ジャパン、東京海上日動): ロスレシオは約60~75%。

総括

•株式運用は全体の資産の10~20%程度を占め、リスクとリターンを考慮した保守的な戦略を採用。

•ロスレシオは業界平均で50~80%の範囲に収まり、多くの保険会社は残りを運営費や利益として確保。

具体的な企業名や詳細な運用戦略、ロスレシオの値については、各保険会社の年次報告書を参照するのが最も正確です。