岸田大臣は、「日本としては、基本的にアメリカを含む国際社会の『イスラム国』との戦いを支持している。今回の空爆は、これ以上の事態の深刻化を食い止めるために行われた措置だと理解する」と述べました。
そのうえで、岸田大臣は、日本の対応について「軍事的な支援を行うことはできず、あくまで人道支援を中心に、できる範囲で努力する」と述べ、避難民に対する人道支援策を実施していく方針を伝えました。
日本としては、「アメリカの行動について、何もコメントするべき立場ではない」とのスタンスもとれたはず。
アメリカと共に「イラク」「シリア」に対して、イスラム過激派組織「イスラム国」の壊滅を目指していることと事実上なってしまった。
また、気になるのが、「軍事的な支援を行うことはできず、あくまで人道支援を中心に、できる範囲で努力する」 というくだり。
日本は日本国憲法によって軍事的な支援はできない国であることも、少なくとも、きちんと説明した上で、
「軍事的な支援ではなく、人道支援を中心に、できる範囲で努力する」と言うべきなのではないだろうか?