阪神大震災の教訓
震災後3日くらいの避難所で一番、大変なのはトイレだ。
特に、水の流れなくなった水洗トイレを使用してはいけない。
水洗トイレどころでなく、脚の踏み場がなくなる酷い状態になるからだ。
まずは、避難所のリーダーは、水洗トイレの使用を禁止する。
入手しやすい、コンビニ袋を大量に集めよう。ボックスティッシュも必要だ。
コンビニ袋2枚あれば、かさばる簡易トイレの到着を待つこともなく、用が足せる。
コンビニ袋の2枚重ねの避難所トイレ
【1】建物の外側に目隠しのある場所を用意する。
【2】レンガやブロックで足場の段差を作る
【3】コンビニエンスストアの袋を2枚重ねにする。
【4】手で持つ部分を、前と後ろにして、股にはさみ、用を足す。
【5】ボックスティッシュで拭き取り、コンビニ袋の中に捨てる
【6】コンビニ袋の空気を抜き取り、強くしぼり、できるだけ小さくまとめる。
【7】避難所で指定された場所にまとめて捨てる。以上だ。
かさばる簡易トイレを送ったり、処理に困ったりしなくてすむ。
※くまもん イラストが震災支援で使えるようになりました!
http://kumamon-official.jp/information#106897
防災訓練として、お風呂で練習しておこう!
このコンビニ袋2枚で用を足せるように家族で練習しておくのも立派な防災訓練だと思う。処分に少々困ってしまいますが…。中身をトイレに捨て、袋をしっかりと結んでさらに袋で覆えばニオイも漏れません。
そう考えると、簡易トイレはまったく不要となる。
一度、お風呂の中で、騙されたと思ってやってみるだけで、ノウハウはかなり貯まる。
生まれて一度もしたことがないことを乗り越えるのは、やってみることしかない。
ネコスナがあれば、入れるとニオイもまったくなくなります。便利ですね。