もしリコールとなれば、1100万台という車両に及ぶ。
すでに、今回の対策費用に、約8700億円、65億ユーロを計上。
ウィンターコーン最高経営責任者CEO辞任と手を打ったフォルクスワーゲン
<2014年世界新車販売台数ランキング>
1位 トヨタ自動車グループ(日) 1023万台(3%)
2位 フォルクスワーゲングループ(独) 1014万台(4%)
3位 GMグループ(米): 992万台(2%)
4位 ルノー・日産グループ(仏・日) 847万台(3%)
5位 現代自動車グループ(韓) 771万台(5%)
6位 フォード(米) 632万台:(0%)
7位 フィアット・クライスラー・オートモービルズ(伊・米) 461万台(6%)
8位 本田技研工業(日) 436万台(2%)
9位 プジョーシトロエングループ(仏) 294万台(4%)
10位 スズキ(日) 288万台(7%)
今回の影響は多大に思われるが、実際にフォルクスワーゲンでの北米でのシェアは9%。
中国39%と欧州36%で、75%を占めている。
フォルクスワーゲンCEO辞任、米排ガス規制逃れで引責
独フォルクスワーゲン(VW)(VOWG_p.DE)のウィンターコーン最高経営責任者(CEO)は、米排ガス規制逃れが発覚したことを受けて、辞任すると発表した。ウィンターコーン氏は「VWには心機一転で再出発が必要」とし、自ら退くと述べた。8年に及ぶウィンターコーン氏の指揮下で、VWは販売を倍増させ、利益をほぼ3倍に伸ばした。傘下のポルシェ、アウディ、およびVWブランドの各トップが後継候補に浮上。中でも、ポルシェのトップ、マティアス・ミューラー氏がグループ内での経験を評価され、最有力視されているという。同氏はVWを支配するピエヒ、ポルシェ一族にも近いとされる。
http://jp.reuters.com/article/2015/09/23/usa-volkswagen-managementchanges-idJPKCN0RN1SQ20150923
https://www.youtube.com/watch?v=taMWD4PMk1k
フォルクスワーゲン不正 世界に影響広がる
ドイツのフォルクスワーゲンが、排ガス規制を逃れるため、世界でおよそ1100万台の車両に不正なソフトウエアを搭載していた問題で、各国の当局が検査に乗り出すなど、影響は、世界的に広がっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150923/k10010245371000.html
VWの違法ソフトウェア問題、対策に65億ユーロを計上…決算に影響
これは(2015年)9月22日、フォルクスワーゲングループが明らかしたもの。同社は、「顧客の信頼回復のために必要なサービスなどの費用として、2015年の第3四半期に、およそ65億ユーロ(約8700億円)を計上する計画」と公表している。
この問題は9月18日、米国EPA(環境保護庁)が発表。フォルクスワーゲングループが、米国の排出ガステストの際、違法なソフトウェアを使用。このソフトウェアはテスト時に、排出ガス浄化機能をフル稼働できるものだった。
しかし、このソフトウェアを用いると、通常の走行時の排出ガス浄化機能は、大幅に低下。排出ガス中の有害物質のひとつ、NOx(窒素酸化物)は、米国の排出ガス基準の10-40倍にも到達。その後、同社は米国の約48万台だけでなく、全世界の約1100万台に、同様のソフトウェアが装着されている可能性を示唆していた。
フォルクスワーゲングループは、「当局の調査が進行中のため、およそ65億ユーロの対策費用が膨らむ可能性がある。それによって、2015年の収益目標を調整する予定」とコメントしている。
http://response.jp/article/2015/09/23/260563.html