ボルボ、半数のクルマをサブスクリプション型に

普及する、サブスクリプションサービス。
一番の強みは、売上を安定して維持できること。
同時に、エンドユーザーへのサービスを提供しやすいこと。
大きな買い物をすることなく、ミニマルな契約なので購買意思の決定が低くなること。
自動車を製造し販売するだけでなく、自動車全般のサービスを提供する会社への変化。

❏2020年代の半ばに同社が造る自動車の半数を、毎月定額を支払えば自動車や関連サービスを利用できる「サブスクリプション型」のサービスで提供すると発表した。他社に先駆けて移行を進める電動化と並行し、「モノ」を売るメーカーからサービス会社への変身を目指す。

❏20年代半ばに500万人以上の直接顧客を抱えることを目指す。また、同時期までに売上高の半分を電気自動車(EV)とし、販売台数の3分の1を自動運転車とする。

❏ ボルボ・カーは17年末に「ケア・バイ・ボルボ」と呼ぶサブスクリプションサービスを始めた。頭金不要で、毎月一定額を支払って2年たてば、新しいモデルに乗り換えられる。

❏サブスクリプション型のサービスは高級車メーカーを中心に広がっている。独ダイムラーのメルセデス・ベンツや独アウディなども始めた。

❏ 親会社である浙江吉利控股集団と協力し、調達コストを下げる。このほか提携する米ウーバーテクノロジーズなどライドシェアのサービス企業への車両提供を拡大する。

ボルボ・カー、自動車の半分を定額利用サービスで提供 20年代半ば
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31498780X00C18A6TJ2000/