燃油サーチャージとは?原油価格が50ドルを切っているのになぜ撤廃されないのか?

燃油サーチャージとは?

原油価格とは?
https://4knn.tv/memo-crude-oil-prices/

燃油サーチャージは、原料である原油の価格から製品としてのケロシンに精製されてからの価格に反映される。
シンガポールのケロシン価格に影響を受ける。

国際便では航空運賃は二国間の協定で定められることが一般的なため、燃油サーチャージ料金については通常双方の航空会社間で調整した後、政府に対して申請、認可される。
JALANAではシンガポールケロシンの過去2ヶ月の平均価格が、1バレル60ドルを下回った場合廃止される事になっている
※現在 1バレル
本日価格  44.38ドル (2015/01/28)

一部の格安航空会社では、燃油サーチャージ自体を徴収していない。

シンガポールのケロシン市況価格発表から4ヶ月遅れでの燃油サーチャージへの反映
なぜ先物で価格が決定しているのにこんなにずれるのだろうか?

JALの燃油サーチャージ 改訂 2014年12月09日 

JALは、2015年2月から適用する「燃油特別付加運賃」(通称「燃油サーチャージ」)の適用額改定を国土交通省に申請しました。
JALでは、燃油特別付加運賃額を2カ月ごとに、直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づき見直しています。2014年10月から11月のシンガポールケロシン市況価格2カ月平均は、1バレルあたり99.07米ドルでした。このため、2015年2月から3月に発券される航空券に適用される燃油特別付加運賃は、添付条件表のZone D(90ドル基準)の金額に改定させていただきます。
http://press.jal.co.jp/ja/release/201412/003164.html

航空会社へ燃油サーチャージ問題解決のための要望書提出
2008年5月9日
社団法人日本旅行業協会(JATA)では、日系航空会社および日本へ乗り入れている航空会社(60社)に対し、燃油サーチャージ問題解決のための要望書を提出
http://www.jata-net.or.jp/jata_n/release/080509_surcharge.htm

 

1. JATAとしての基本スタンス
燃油サーチャージ額がもはや別建て徴収する金額とは言えない状況に鑑み、「お客様の目線」での改善を最優先する
旅行商品に関し燃油サーチャージの代金徴収業務が発生しないような解決策を図る
JATAとして従来から主張してきた「燃油サーチャージ制度の廃止」と本体運賃への一本化、当面それが実現困難な場合は、燃油サーチャージ額の最小化を強く求めていく

 

2. 要望する具体的な解決案
(別添“燃油サーチャージ問題解決のための要望について”/PDFファイル)
新IT運賃(燃油サーチャージ込みの旅行商品造成用運賃)の設定
公示運賃にかかる措置
幼児に対する燃油サーチャージの廃止
広報・周知方法の改善

 
航空会社が賦課する燃油サーチャージの旅行取引における取扱いに関する通達の改定について
2008年 平成20年6月30日
http://www.mlit.go.jp/report/press/kanko06_hh_000009.html

 

 

燃油サーチャージの76%は空港整備財源の税金だった?
https://4knn.tv/76-of-the-fuel-surcharge-was-the-airport-improvement-funding-no-taxes/

By: Mark Rain