『あなたたちは彼の憎しみを得ることもできない』アントワンヌ・レリス 〜憎しみに対して怒りで応えることは、今のあなたたちを作り上げた無知に屈することを意味する〜

もう、感動的すぎて、涙するほど…。

あなたたちは彼の憎しみを得ることもできない

パリで家族を失った人の、憎しみを怒りで表現しないという神以上の対応。

“あなたたちは私の憎しみを得ることはできない”

“Vous n’aurez pas ma haine”

https://www.facebook.com/antoine.leiris?fref=nf

“あなたたちは私の憎しみを得ることはできない”
アントワンヌ・レリス

「金曜の夜、あなたたちは私にとってかけがえのない存在であり、人生の最愛の人である、私の息子の母親の命を奪ったが、あなたたちは私の憎しみを得ることはできない。あなたたちが誰なのかは知らないし、知りたくもないが、あなたちの魂が死んでいることはわかる。あなたたちが盲信的にその名の下に殺戮を行っている神が、人間をその姿に似せて作ったのだとしたら、私の妻の体の中の銃弾のひとつひとつが彼の心の傷となるだろう。

だから、私はあなたたちに憎しみという贈り物をしない。もっともあなたたちはそのことを望んだのだろうが、憎しみに対して怒りで応えることは、今のあなたたちを作り上げた無知に屈することを意味する。あなたたちは私が恐怖におののき、同じ街に住む人々に疑いの目を向け、安全のために自由を差し出すことを望んでいるのだろう。あなたたちの負けだ。何度やっても同じだ。

私は今朝、彼女に会った。ようやく、何日も幾夜も待った後に。彼女はその金曜の夜に家を出た時と同じように美しかった。12年以上も前に狂うように恋に落ちた時と同じように美しかった。もちろん、私は悲しみに打ちひしがれている。あなたたちのこの小さな勝利は認めるが、それも長くは続かない。彼女はこれからも毎日私たちと一緒にいるし、私たちはあなたたちが永遠に入ることのできない自由な魂の楽園で再会するだろう。

私と息子はたった二人になったが、それでも世界の全ての軍隊よりも強い。それに私はこれ以上、あなたたちに費やす時間はない。そろそろ昼寝から起きてくるメルヴィルのところに行かないといけない。彼はまだ17ヶ月で、これからいつものようにおやつを食べて、いつものように一緒に遊びに行く。この小さな男の子はこれからの一生の間、自らが幸せで自由でいることによって、あなたたちに立ち向かうだろう。なぜなら、そう、あなたたちは彼の憎しみを得ることもできないからだ。」
Post Original : Antoine Leiris, “Vous n’aurez pas ma haine”, 2015/11/16 21:18, https://www.facebook.com/antoine.leiris/posts/10154457849999947

https://medium.com/@dominickchen/%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AF%E7%A7%81%E3%81%AE%E6%86%8E%E3%81%97%E3%81%BF%E3%82%92%E5%BE%97%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84-b2ac0cdcc69a#.gtt2w5trc

翻訳ありがとうございます!!

“Vous n’aurez pas ma haine” Vendredi soir vous avez volé la vie d’un être d’exception, l’amour de ma vie, la mère de…

Posted by Antoine Leiris on 2015年11月16日

「憎しみに対して怒りで応えることは、今のあなたたちを作り上げた無知に屈することを意味する」
“あなたたちは私の憎しみを得ることはできない”
アントワンヌ・レリス

このテロを軍事目的に利用しても連鎖は止まらない。
そう憎しみに怒りで応えることは無知に屈すること。

ここまで言い消えれるフランス人のエスプリに敬服するばかりだ。

近い将来、同盟国として日本も同様のテロに巻き込まれる可能性は否定できない。
万一、テロの当事者になった時に、実際の心に反して、このような心強い意思の言葉を発することができるだろうか…。