2015/05/16日午後3時40分頃、東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)の芝浦ふ頭―お台場海浜公園間で停電し、同区間を走っていた新橋発豊洲行き下り電車(6両編成)がレインボーブリッジ上で緊急停止した。
約50分後にお台場海浜公園駅まで移動し、運行会社「ゆりかもめ」によると、乗客約200人で体調不良になった人などはいなかったという。
同社では、飛んできたアルミテープが架線に絡まったことが停電の原因とみている。この影響で、ゆりかもめ全線で一時運行を見合わせ、約6000人に影響が出た。
ゆりかもめは通常、運転士が乗らずに自動運行をしているが、停止後に運転士が乗り込み、手動操作で駅まで移動させた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150516-OYT1T50082.html
緊急停止は、いいのだが、そのあとも、自動で回避できる術が自動運転デバイスには必要だろう。
もし、これが地震や火災だったらどうなるのだろうか?
運転士が駆けつけることができないような状況だったら?
ゆりかもめの先頭車両で、景色を見るたびに、機械に命を預けている気がしてならない。
人間よりも真面目で堅実なことはよくわかる。
しかし、人間は事故などの場合には機転が働く。電気がなくても動く。自動運転の場合、電力以外の動力源がないので、電気が止まった時点で、乗客の安全は担保されていないことと同じだ。
たかがアルミテープ、乗務員が乗っていれば、すぐその場でよけられたのかもしれない。
311東北地震の時のゆりかもめ緊急停車
「係員到着までしばらくお待ち下さい」のアナウンス 待てないようなトラブルも想定しておくことが必要だ。