「モンハンカフェ」という新ビジネス!


Google











秋葉原の秋葉原集会所という「モンハンカフェ(モンスターハンターカフェ)」をレポートしてきた!
http://jp.youtube.com/watch?v=MUJ6HkquJms

正式には、「ポータブルゲーマーカフェ」というジャンルだそうだ。

運営する株式会社ライトクリエートは、秋葉原系文化飲食のパイオニアだ。

コスプレ居酒屋 LittleBSD メイドダーツバー LittlePSX コスプレ雀荘 LittleMSN 
コスプレ寿司居酒屋 不思議亭 鉄道居酒屋LittleTGV

コスプレ×飲食のかけ算業態は、コスプレというフレーバーで、従来の日常店舗をお手軽にディズニーランド化できる。コスプレ、メイドは、オタクのディズニーランドであると最近気づいた。

よりマニアックな鉄道や、さらにモンスターハンターへと、秋葉系かけ算型飲食店の新文化は拍車がかかる。

「電波の届くところで、電源さえあれば、モンスターハンターは何時間でも、どこででもできます。しかし、チャットをしながらできる場所がなかったんですね。なので、ポータブルゲーマーカフェという市場のニーズが生まれたのです」と秋葉原集会所の渡辺幸輔店長。

経営的に考えると、料金は、漫画喫茶とまったく変わらない。しかし、ここには、漫画を毎週購入する必要もなければ、在庫もいらない。デスクトップパソコンも必要ない。客同士が、ポータブルゲームとソフトを持ち寄るからだ。コストをかけていないのに、客同士が、勝手に盛り上がる。提供するサービスはドリンクのみだ。ご欄のように内装は、蛍光灯でオフィスのようなままだ。

しかし、重要なのは、企画力であって、そこにあるのは、電源とチャットができるという場所だけではない。知らない人同士が、ゲームというコンテンツによってつながり、自分のレベルをあげるために、レベルの強い人と群れるという構造。チャットによって新たな信頼感が生まれる。なんだか、男女を超えて、進化した人間の本質的な部分を見た。男性同士で4人つながるケースも多いからだ。普通は異性に群がるのが生殖的には必要だった。

ゲームは、ポータブルゲームによって、ソーシャル化しつつある。モンハンの世界の中にSNSと通じるような世界観を感じた夜だった。

かつて、ガンダムの「戦場の絆」をプレーした時に感じた時とよく似ている。見ず知らずの他人でも、ゲームという戦場の中で、自分の身を守ってくれた人には、感謝の念を抱く。終わった後に思わず、「助けていただき、ありがとうございます」と握手をした。妙な感情である。

リアルの世界での肩書きや外見とは関係なしに、ゲーム世界の中でのビヘイビアによって、人は感動することがあるからだ。どちらが本当の人格なのか?

さまざまな空気抵抗の存在するリアルな世界よりも、ゲームやネット世界のほうが、本質的な本人の感情が存在しているのかもしれない。

この感覚を理解するまでに時間がかかったが、今後はこのような「ニュータイプ」側の感覚も理解しておかなければならない。

秋葉原文化は台湾やアジアに飛び火するので、モンハン台湾カフェもありえるのかも?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です