via www.chuden.co.jp
http://www.chuden.co.jp/energy/nuclear/nuc_hosha/nuch_chigai/index.html
放射能の業界用語は、蛍に例えるとわかりやすい
「放射線」は放出されるエネルギー
放射線を出す能力を「放射能」
放射線を出す物を「放射性物質」
放射能の強さはベクレル。
放射線の量は
(1)放射線のエネルギーがどれだけ物質に吸収されたか(吸収線量)はグレイ
(2)人体への影響はどの程度か(線量当量)はシーベルト
ベクレル
http://www.47news.jp/47topics/e/201634.php
Q 「ベクレル」って言葉を聞くけど何?
A 放射性物質は原子が崩壊して放射線を出します。放射線を出す能力を放射能といいますが、放射能の強さや量を表す単位が「ベクレル」です。1秒間に原子一つが崩壊すると、1ベクレルといいます。Q 1ベクレルってどのくらいの量なの?
A ラジウム温泉1リットルでおよそ10万ベクレル、人も体内に放射性物質を含むため、人体全体で約6千~7千ベクレル、たばこの灰1グラムで約5・9ベクレルといった具合です。Q 「シーベルト」という単位もあるけど、どう違うの?
A 「シーベルト」は人間が放射線を浴びたときの影響を表すのに使う単位です。放射性物質が出す放射線にはアルファ線やガンマ線などいろいろな種類があり、その種類や物質からの距離によって人体への影響が異なります。
日本人は自然状態で年間約2・4ミリシーベルト浴びています。これ以外に、人工的には年間1ミリシーベルト(千マイクロシーベルト)が一般人の許容限度とされていますが、CTスキャンなど明確な利益や理由がある場合は、許容限度とは別に考えることになっています。職業で放射線作業をする人には別の基準があります。Q 「ベクレル」と「シーベルト」の違いがいまひとつ分からない。
A 電球に例えると、光の強さそのものに相当するのがベクレル、距離によって異なる明るさに相当するのがシーベルトだと説明する専門家もいます。Q 食品での基準は?
A 食品衛生法による暫定的な規制値として、放射性ヨウ素については飲料水や牛乳で1キロ当たり300ベクレル、野菜類は同2千ベクレル、放射性セシウムについては飲料水や牛乳は1キロ当たり200ベクレル、野菜や穀類、肉、卵などでは同500ベクレル以下と定められ、これを超える食品は食用に回らないように自治体などに求めています。(2011年3月20日 共同通信)
ベクレルとチーズを食べたねずみのおならとの関係性 「半減期とチーズとネズミのおなら」
チーズ=放射性物質(放射線を出す能力のある物質
ねずみのおなら=ベクレル
おならの臭さ =シーベルト
チーズは放射性物質(放射線を出す能力のある物質)の例えだ.放射性物質は放射線を出して別の(たいていは非放射性の)物質に変化する.つまり,チーズとは違って勝手に減っていく.
ネズミのおならは放射性物質から出てくる放射線の例えだ.チーズが1個減ると1回分のおならが出るように,放射性物質が1個減るときに放射線が1組放出される.
ネズミは最初の10日間で30個のチーズを食べたので,平均すると,最初の10日間では1日3個のチーズを食べたことになる.次の10日間(11日目〜20日目)には,おそらく15個のチーズを食べるだろう.つまり,平均1日1.5個のチーズを食べることになる.ここで,1日1個チーズを食べることを「1チーズ」という単位で呼ぼう.そうすると,最初の10日間は3チーズで,次の10日間は1.5チーズということになる.
放射性物質の場合は,もう少し気の短い単位を使う.1秒間に1個の放射性物質が減るとき,これを「1ベクレル」と呼ぶ.1ベクレルは我々の86,400チーズに等しい.
一方,放射線の影響の単位として使われるシーベルトは,この例え話の中で言えば,おならの「臭さ」に相当する.残念ながら,1ベクレルが何シーベルトに相当するのか,わかりやすい基準はない.ベクレルがチーズの消費速度の単位であるのに,シーベルトは臭さの単位であるからだ.それは放射線の種類による.
放射線の人体への影響はシーベルトで計られる.そして,シーベルトの値を直接計る計測器(カウンター)がある.我々が報道で聞くシーベルトとは,この計測器の指し示す値である.(ちなみに,1ミリシーベルトは1/1000シーベルトを,1マイクロシーベルトは1/1000,000シーベルトを表す.)
※ 追加
@ayanotdo さんから教えてもらった
「うんち・おならで例える原発解説~「おなかがいたくなった原発くん」も追加しました