tweetmemeのスクリプト
ライターとして仕事をしつつブログも綴る中で切実に感じるのだが優秀な編集者ほど得難いものはない。ブログの調子で書き飛ばしていると、事実確認の抜け漏れや誤解を招く表現って少なからずある。いろいろ指摘してもらいながらウラを取って危なっかしい記述は消したりボカしたり。新聞社系の出版社やら新聞記者上がりの編集者は割と緻密にやる。いい編集者を育てるには、いい記者を育てる以上に時間や手間暇がかかるのではないか。その辺もともとのマスコミとソーシャルメディアとの決定的な違いではある。
ところで先方も神田さんの素性調査のために過去のブログ全て読み通すほど暇じゃなかろうし、きっと「人名ANDキーワード」で検索して引っかかったのだろうし、ケチをつけたのがスポンサー担当者か代理店か番組スタッフかは分からない。だから、この時点でスポンサーを責めるのは戦術的に疑問を感じるところだが、身体検査を出演依頼の前にやっていれば問題は起こらなかっただろうし、後から断るにせよもうちょっと気の利いた断り方があるだろうし、彼は別に原子力について強硬に反対している訳でもないのだから穏便に出演いただく手もあったのではないか。
しかし昔は図書館まで行って相当の労力を割かねば確認できなかった執筆や報道の履歴が、いまやブログであれWeb媒体で発表した記事であれメーリングリストへの過去の投稿であれ匿名掲示板での風評であれ、手元で
via d.hatena.ne.jp
こういう視点で今回のことを示唆してくれる人がいることそのものがありがたいと思う。