ルシファー効果とは?環境が普通の人を悪魔に変えるスタンフォード監獄実験 フィリップ・ジンバルド 

ルシファー効果」とは?
同調圧力という集団効果によってまわりに同調してしまう効果

同質性がももたらす安心の怖さでもある。

心理学者 スタンフォード大のフィリップ・ジンバルド教授がおこなった実験。
看守と囚人のロールプレイングをやるうちに、環境が整えば、それぞれの役割が、それらしく振る舞うことに同調することを証明してみせた。

アブグレイブ刑務所での虐待などもこのルシファー効果がおよぼしたと解説している。

1960年代、スタンレー・ミルグラム博士の、電気ショックの加害者実験
誰でもホロコーストに加担してしまう可能性を持っている
役割と責任のありかたで。
個人の責任があいまいになった瞬間、人は悪魔と化す。
アイヒマン実験

ミルグラムのアイヒマン実験
https://www.youtube.com/watch?v=EkOEiWxNmNs

フィリップ・ジンバルド教授は、この同調の圧力に屈しない方法を伝授している。
それは、心の中で、自分は他の人たちとは違う特殊なヒーローなんだと暗示をかけること。

A 他の人が受け身なとき行動をおこすのがヒーロー
B 自分中心でなく社会中心に行動するのがヒーロー

この2点、心の中にヒーローを宿すことによって、ルシファー効果はかからない。