ひさしぶりの連休突入で、地上波の民放のワイドショー番組をひさしぶりに見た。
なんだか、とても、お気楽、いやお気の毒なニュースで、報道陣の全総力が注ぎ込まれている。
その内容は、
「俳優の塩谷瞬さんが二股していた」というだけの単純な話だ。
渦中の塩谷さんの稽古場には、マスコミのメディアスクラム。
1人の男性が、二股していただけの話に、そんなに報道陣がおしかける話だろうか?
二人に「結婚」をちらつかせていたのが問題のようだ。
また、それ以上に「ネタ」に広がりがないので、二股といえば…ということでジャーナリストの山路徹さんが引っぱり出される。
山路さんもフリーランスだから、露出できる機会は有効に使いたい。
番組では、山路さん流の恋愛の流儀がいろいろと語られたあとのテロップに驚いた。
「やっぱりこの男、懲りていない…」
で締められた。
塩谷さんの二股について、おそらくノーギャラでコメントをした山路さんに対して、失礼極まりないコメントだった。
コメントした人までを批判する権限は番組にはない
やはり、バラエティは見なければよかったと思った瞬間だ。
同時に、ひとつだけ良い側面もある。
こんな、アホらしい、男と女の三角関係がこれほどまでに、話題になる背景には、今日はそれ以上のニュースがないということだ。
もっと、掘り下げる内容のあるニュースは多々ある。しかし、それでは視聴率が取れない。そう、すべてのテレビ番組は視聴率を上げるあめに番組を制作している。
なので、怠惰な視聴者がダラダラできる番組、チャンネルを変えたくならない番組を作るために総力を注ぎ込んでいる。
さらに、もっとニュースがない時には、そして、ニュースとなる映像がない時には、
必ず、「動物ニュース」が流れる。これは、話題がない時のための控えだ。
「動物もの」がニュースに流れ始めたら、テレビを消して、本を読んだほうがよほどあなたのためになる。
さらに、話題がもっとなくなると、「ネット動画」のお世話になる。
これは、もう手抜きの極地だ。
ネット動画の作者に「日本のテレビであなたの映像を放送をしたい。問題があれば48時間以内に返事がほしい」これだけで、ほぼすべてのネット共有動画の放送が可能となる。
その映像が本当にその作者が制作したものかも確認されない状態で。
唯一、それを確認しているのが、NHKの投稿Do画だ。作者とコンタクトを取り、制作背景も紹介してくれる。手間がかかるが、YouTubeだけでは見えなかった作者とのつながりをテレビが担ってくれている。これは新しいテレビの機能である。
さらに、現在のテレビでは、
芸能人の話題、動物ニュース、ネット動画のテレビでの再放送、それと同レベルで、「福島の今」も同じ扱いで報道される。
ワイドショーに未来がないと感じた瞬間だ。
それと、同時に、最近のNHKの番組も、NHKの教育テレビであるEテレでさえも、 お笑い芸人が多数登場し、民放と同じ、文脈で展開されている。
個人的に好き嫌いの問題なのだが、有料放送で行なっている以上、番組を見た人の、満足度を毎回、dボタンで集計を取るべきだろう。視聴率ではなく。
少なくとも、NHKの番組には、お笑い芸人とジャニーズはいらない。
そこに、カネを投じるくらいならば、視聴料を下げる努力をしてほしい。
だれも、NHKに民放と同じ番組を求めてはいないからだ。
“二股”塩谷瞬、同時に結婚話は事実 謝罪文発表:芸能:スポーツ報知.
この度、私、塩谷瞬が自身の無責任で不道徳な行動により 二人の女性を傷つけてしまいました。 園山真希絵さん、冨永愛さん、本当に申し訳ございませんでした。 お二人には今月20日にお会いし直接謝罪する機会を頂くことができました。 改めてこの場でもお詫びさせて下さい。 本当にすみませんでした。 現在報道されている二股は事実です。 お二人と結婚の話をしたことも事実です。 男として一切の言い訳も許されない無礼であったと 本当に反省しています。
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