http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK201007070049.html
山口百恵といえば、昭和の後期の歌謡界の女帝である。
阿久悠さんが企画監修した「スター誕生!」でデビューし、唄のうまさではなく、影あるキャラクターで新しいアイドル像を築いた。美空ひばりさんのような芸能の世界での成長ではなく、少女から、オンナへの成長を等身大で日本全国の人が主にテレビで見続けた。
ボクは当時は、どちらかというと、桜田淳子派で、支持は岡田奈々であった。
山口百恵さんとは、距離を置いていたが、楽曲はよく、文化祭などで演奏することがしばしば。
山口百恵さんをリスペクトしたというか、影を追ったのが、中森明菜さん、その中森明菜さんを追ったのが浜崎あゆみさんや安室奈美恵さん。
百恵さんのオーラは、メディアに一切露出しないことにより、神格化してきた。そこで、全盛期のテレビ映像がこのように登場してきた。
百恵さんだけでなく、当時の空気をDVDから感じ取ることができるでしょう。
「夜ヒット」といえば、オープニングをゲストの唄を演者さんが、ワンコーラス唄って紹介するというショー形式。井上順さんや芳村真理さんの軽いトーク。
限られたスタジオ内での工夫あるセット。フル楽団、ダン池田とニューブリードで、数々の名演が繰り広げられた。
あの頃、ボクは知人と銭湯でこの番組をよく観ていた。
湯船につかりながら、お目当ての歌い手が登場すると、タオルをまいて、脱衣所で鑑賞。百恵ちゃん登場には、脱衣所はいつも殿方は年齢に関係なく、テレビに釘付けになっていた。
世良公則&ツイストさん、CHARさん、原田真二さんらのロック系に、なんといっても沢田研二さんだ。
夜のヒットスタジオ、いろんなバージョンで昭和のあの頃を再現してほしい。
とりあえず、在庫きれだけど注文しておいた。