MacPress 創刊号Vol.1を持つ、Apple Computer CEO兼会長のジョン・スカリー会長。
当時いただいたスカリー氏の名刺に、チャリティイベント『MacAid』用にサイン入りで出品。
会長には、KAZUO KAWASAKI 氏。 事務局にはエミック
名刺1枚に1万円の価値がついた。合計5枚。プロップ・ステーションなどへ寄付。
IDG主催のMacWorld Expo Tokyo開催時に同時開催
MacPress
神戸の元町で発行
広告50%の16Pのフリーペーパーを2人で創刊。
サクレアソシエイツ浅井工壺社長と共に。
編集長、営業部長を兼ねてDTPによる出版。
□1989年、Apple Computer 大阪支社設立、Apple Center肥後橋の諸吉所長の紹介で大阪支社長の堀昭一氏を紹介される。
1990年、Apple Center(地域フランチャイズ型Apple正規ディーラー網)の大阪プロジェクトで、ハウスオーガン『AXE06』のPR誌制作の仕事を請負、取材兼制作を兼ねながら『MacPress』プロジェクト準備。
1991年、Apple Computer 大阪支社には広報予算がないまでも、キャノン販売様をご紹介いただきながら、表4全面広告の年間購読をいただき、『MacPress』制作にはいる。
1991年6月15日、『MacPresss』創刊
創刊マーケティング戦略
□関西のMacintosh販売店に100部単位で、宅配便で直送する。
□京阪神のターミナル駅近くのナンバー1の書店にだけ、配送する。
ナンバー1書店とのパートナー戦略 はじめて日本の書店流通の複雑さを知る。
版元ナンバー、日販トーハン、再販制度、下取りシステム
仕入れゼロ円、定価260円、返本なし 戦略
コンピュータ書籍購入時のおまけとしての配本
□競合するMac雑誌と発売日をあわせる 毎月14日に到着
『MACLIFE(高木利弘編集長)』『MacWORLD(デビッド牛島編集長)』『MacPower(戸島國雄編集長)』『MacJapan(川添歩編集長)』
関西でMac雑誌を買うと必ず『MacPress』が無償でもらえる。
□競合誌にない競争優位性
関西だけに市場を絞ったこと。紙面36分の1サイズで2万円から出稿できること。
当時からデータ出稿が可能。そのかわり、色校正などはなし。
取材ネタはワールドワイドと関西と毎号専門分野、印刷業界、音楽業界、教育業界、
特徴のある関西圏の広告主、販売店、
関西在住のパワーユーザーのコラム 漫画 プレゼントなど。
□取材兼 営業兼、配布先。
関西の広告主としての可能性のあるところへはすべて取材する。
取材された号の配布をお願いする ←ほとんど、承諾
次号、以降も配布のお願い ← 広告出稿が増える。
□マルチメディア戦略
CD-ROMディスク版発売『Media Jump』→失敗。CD-ROM版 情報誌はコストに合わなかった…。
その経験を元に、『disk MacPress』を企画。
『disk MacPress』 ヤノ電器のMO diskのMacの初期化の際に、コンテンツ(マクロマインドディレクター、HyperCard、QuickTime などでのオーサリングコンテンツを)を提供して販売する。
同時に、パッケージ版を、リクルート経由で『MO(光磁気ディスク)マガジン』として販売。
□海外取材、安価なオープンジョーチケット、液晶ビューカムなどでの海外情報を満載。インターネットの海外動向などもリポート。
□QuickTimeなどのビデオ編集に魅せられる。
□毎年やってくる、年賀状特集などの、ルーティンワークにモチベーションが下がる。
□1994年12月31日 退社 サラリーマン生涯を終える。
□1995年1月17日 阪神大震災