出国税、7日から1人千円 27年ぶり新税
2019年1月7日、本日より、27年ぶりの新税のスタート
1人当たり1,000円で500億円。つまり、5,000万人 の出国を見込んでいる。
出国税をとって、観光振興に当てるというが、これはむしろ逆効果ではないだろうか?
むしろ、頭が痛いのが、燃油サーチャージだ。実際のケロシン価格の連動もそうだが、空港整備などへのわかりにくいある意味、石油価格に転嫁した税制度だと思う。
いろんな言い訳で税を課す。税を課すのはよいが使われ方の公開をもっと明確にしてほしい。
□そもそも、燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)は2005年までは存在しなかった料金体系だ(貨物は2001年より)。一時は、HISの提供する飛行運賃よりもサーチャージの方が高いという何の為の運賃かがわかない状態も続いた。すべては燃油サーチャージは飛行機会社の売り上げとなり、燃料費に補填されている。航空会社も、911やテロのこともあり、協力を呼びかけてきた。
□1バーレル当たりの原油価格が、40ドルを切り、ケロシン価格が、54.39ドルになって、いくら燃油サーチャージがなくなっても、この1バーレル当たり4134円の税金がある以上、本当は、燃油サーチャージではなく、空港整備財源チャージではないだろうか?
ボクたちが支払っている燃料サーチャージの76%は税金だったわけだ!!!(1ドル=100円と換算)。
https://4knn.tv/76-of-the-fuel-surcharge-was-the-airport-improvement-funding-no-taxes/
□飛行機や船で日本を出国する人から1人あたり1000円を徴収する国際観光旅客税(出国税)が7日から始まる。日本人のほか、訪日外国人客も対象になる。航空会社などがチケット料金に上乗せする。27年ぶりの新税として、観光振興などの施策に充てる。
□19年度に約500億円の税収を見込む。空港の出入国手続きの時間を短縮する顔認証ゲートの整備や、観光地での多言語解説の充実や、キャッシュレス決済への対応推進などに充てる。
□訪日客は2018年に3千万人を初めて突破し、今後も増加が見込まれる。