【追記】2016年10月18日
24時間テレビ 2016年8月の寄付金は、8億8748万2001円
広告料金も発表するべきかと思う。日本テレビの事業でありながら、タレントにもギャラを当然支払い、社会貢献が得られる三方よしのビジネスモデルだ。
例年、9億円の寄付の2.5倍ものCM収入は22億円。当然、寄付に手を付ける必要はどこにもないほどの高収益番組企画だ。
日本テレビは18日、今年8月に放送した「24時間テレビ 愛は地球を救う」の寄付金総額が8億8748万2001円だったと発表した。放送開始から39年間の寄付金の累計額は、365億5480万2305円に達した。同局広報部は「寄付金は経費を一切差し引くことなく、全額を福祉、環境、災害復興などの支援事業に活用させていただきます」としている。
情報源: 〈速報〉日テレ「24時間テレビ」寄付総額8億8748万円 – 日刊スポーツ芸能速報 – 朝日新聞デジタル&M
http://www.ntv.co.jp/24h/
https://www.facebook.com/24jikantvj/
今年はいくら集まったのだろうか?
http://vod.ntv.co.jp/f/view/?contentsId=12312#ooid=15NHJrNTE6lpTuwZYKl1tzyN9NbfoIjC
24時間テレビ寄付額総額
http://www.24hourtv.or.jp/total/index.html
24時間マラソンランナーギャラ ランキング
萩本欽一:2000万円
大島美幸:1000万円
城島茂:1000万円
はるな愛:700万円
山田花子:400万円
間寛平:300万円
山口達也:300万円
メインパーソナリティー
嵐(5人):5000万円
上戸彩:500万円
大野智(ドラマ):500万円
羽鳥慎一(司会):500万円
加山雄三:200万円
谷村新司:200万円
その他タレント:10万~100万円
CM収入22億円、一般寄付額の2.5倍!
一般人からの募金総額9億円の、2.5倍ものCM収入!
2014年は番組制作費4億2千万円に対して、CM収入が22億2750万円
http://gattcha.com/?p=2355
CM平均予測
24時間(2880分)の20%=576分×210万円=12億0960万円
http://d.hatena.ne.jp/tkfire/20090823/1251022640
▲代理店手数料20パーセント 実質80パーセント
▲製作会社手数料20パーセント 実質64パーセント
…と考えると、制作実費は7億7414万円 くらいと考えることができる。
24時間テレビ 広告費のゆくえ
広告費:約40億円
ゴールデンタイム(平均18%、1時間辺り1億円で計算)
主なスポンサー(イオンさん,日産さん)
営業手数料:約8億円(広告費の20%で計算。電通さんや博報堂さんへの仲介手数料)
ネットワーク手数料:8億円
制作費:約20億円(営業利益率が約9%~14%なので、利益を考えて計算)
日テレの利益:約4億円(営業利益率から利益を10%と計算)
http://d.hatena.ne.jp/tkfire/20090823/1251022640
日テレ利益4億+制作費20億+波料8億+代理店8億=合計40億となる
これらの利益がすべて、日本テレビから寄付されていると考えると、毎年ものすごいチャリティだ!
しかし、継続するためには、利益が必要だ。その利益があるから24時間というプラットフォームが成立する。
ギャラは当然発生するべきだと思う。あとはその利益から個々がどれだけチャリティに参加するかの意識の問題だ。
24時間テレビ37、今日現在の募金額は2億6,774万2,362円となりました。みなさまご協力本当にありがとうございました。
24時間テレビの功績
NTV「萩本さん、もうこれ以上は1円も上げられません。
これ以上ギャラが上がると番組が作れません」
欽「本当?本当にこの額が上限ギリギリなの?」
NTV「はい。この額でOKいただけなければ残念ですが萩本さんの出演を
諦めます」
欽「そうか。わかった。だったらこの額で出演します。」
NTV「本当ですか!!」
欽「ただし、条件がある。この僕のギャラ、チャリティに全額寄付して。
そうすればノーギャラで引き受けます。」
https://middle-edge.jp/articles/I0002825
https://www.youtube.com/watch?v=e8yDwUbaYq4
「公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会」という組織
日本テレビが秀逸なのは、チャリテイの寄付と、広告ビジネスを明確に区分けしたところだ。
チャリティの寄付からは、一銭も経費をひくことなく、一般社団法人としの、「公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会」が運営している。
日本テレビは、テレビの演出もふくめて、チャリティのプラットフォームとして、毎年、10億近い金額を生み出し、40億に近い経済効果を生み出していることは事実だ。
出演者のギャラの割り振りは、出演者が決められば良いことだ。
もっとチャリティの金額に分配できる仕組みがあれば、日テレに提案していこう!
「24時間テレビチャリティー委員会」は、1978年の放送開始以来、「福祉」「環境」「災害復興」など、公益性の高い支援を全国的に展開してきました。
こうした事業は、すべて「任意団体」として 実施してきましたが、2013年に入って、「より活動の透明性を高め、迅速かつ広範囲な支援」を行うため「公益社団法人」の認定を受けることとし、移行作業を行ってきました。
2013年7月10日に一般社団法人を設立した上で、9月15日、内閣府の公益認定等委員会に公益認定申請を行い、折衝を重ねた結果、11月22日「認定基準に適合する」との答申書が安倍晋三内閣総理大臣に提出されました。
そして2013年12月1日、正式な「認定書」が届き
「公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会」が発足しました。http://www.24hourtv.or.jp/index.html
皆様からお預かりした寄付金は、経費を一切差し引くことなく、
全額、支援活動に活用させていただきます。
各種収支報告書
http://www.24hourtv.or.jp/document/index.html
日テレホールディングスの有価証券報告書から読み解く、8月の毎年長寿連続の「連結会計」大型番組
http://www.ntvhd.co.jp/ir/data/securities/index.html
事業年度 2015年4月1日~2016年3月31日 83年度 有価証券報告書 p.11より
http://www.ntvhd.co.jp/ir/data/securities/pdf/valuable_securities_039.pdf
- [第 1回] 1978年(昭和53年)
- 1,190,118,399
- [第 2回] 1979年(昭和54年)
- 727,657,482
- [第 3回] 1980年(昭和55年)
- 982,293,333
- [第 4回] 1981年(昭和56年)
- 885,191,232
- [第 5回] 1982年(昭和57年)
- 605,736,459
- [第 6回] 1983年(昭和58年)
- 1,036,578,114
- [第 7回] 1984年(昭和59年)
- 805,085,881
- [第 8回] 1985年(昭和60年)
- 1,013,429,697
- [第 9回] 1986年(昭和61年)
- 749,355,128
- [第10回] 1987年(昭和62年)
- 885,465,365
- [第11回] 1988年(昭和63年)
- 787,437,001
- [第12回] 1989年(平成 元年)
- 662,211,879
- [第13回] 1990年(平成 2年)
- 806,551,220
- [第14回] 1991年(平成 3年)
- 883,192,270
- [第15回] 1992年(平成 4年)
- 957,702,743
- [第16回] 1993年(平成 5年)
- 853,389,423
- [第17回] 1994年(平成 6年)
- 788,460,358
- [第18回] 1995年(平成 7年)
- 1,056,798,341
- [第19回] 1996年(平成 8年)
- 909,012,004
- [第20回] 1997年(平成 9年)
- 960,303,779
- [第21回] 1998年(平成10年)
- 908,938,502
- [第22回] 1999年(平成11年)
- 877,487,670
- [第23回] 2000年(平成12年)
- 768,442,030
- [第24回] 2001年(平成13年)
- 846,047,659
- [第25回] 2002年(平成14年)
- 765,705,996
- [第26回] 2003年(平成15年)
- 776,638,125
- [第27回] 2004年(平成16年)
- 719,045,124
- [第28回] 2005年(平成17年)
- 1,000,346,999
- [第29回] 2006年(平成18年)
- 940,682,462
- [第30回] 2007年(平成19年)
- 1,015,442,574
- [第31回] 2008年(平成20年)
- 1,083,666,922
- [第32回] 2009年(平成21年)
- 951,081,316
- [第33回] 2010年(平成22年)
- 974,028,568
- [第34回] 2011年(平成23年)
- 1,986,414,252
- [第35回] 2012年(平成24年)
- 1,168,471,704
- [第36回] 2013年(平成25年)
- 1,545,226,444
- [第37回] 2014年(平成26年)
- 936,955,640
- [第38回] 2015年(平成27年)
- 856,728,209
- 合 計
- 35,667,320,304
2015(平成27)年10月14日現在
http://www.24hourtv.or.jp/total/
【参考サイト】
24時間テレビでギャラが高額な芸能人一覧
http://gattcha.com/?p=2355
「24時間テレビ」は障害者の「感動ポルメ」 裏番組のNHK生「バリバラ」に大反響
http://www.j-cast.com/2016/08/28276254.html
正直知らなければよかった…黒過ぎる24時間テレビの裏側【24時間マラソン実況中継結果は!?】
http://matome.naver.jp/odai/2140894662891565501
総制作費40億円とも言われる「24時間テレビ」その内訳とスポンサー収入を調べてみた。
http://d.hatena.ne.jp/tkfire/20090823/1251022640
『27時間テレビ』との比較
フジの『27時間テレビ』。1987年とバブル経済真っ只中に“長時間特別バラエティ”として始まり、初回から歴代最高の19.9%を弾き出した。以後タイトルは時々変更されたが、次第に『FNS27時間テレビ』として定着していった。
視聴率は当初7回が『24時間テレビ』を上回った。ところが94年に逆転されると、その後はほとんど勝てなくなり、両番組の差は拡大傾向となった。今年は15.4%対7.7%とダブルスコアである。
データニュース社は関東3000人のテレビ視聴動向を毎日追い、「テレビウォッチャー」にて発信している。これによると両番組の満足度は、過去3年で異なる軌跡を描いている。
フジ『27時間テレビ』は満足度が急落しているが、日テレ『24時間テレビ』は安定している。
“感動ポルメ”は正論? レッテル張り?~「24時間テレビ」vs「バリバラ」から考える~
http://bylines.news.yahoo.co.jp/suzukiyuji/20160905-00061859/
日本テレビホールディングス<9404>
@1716 時価総額 4527億円 2016/09/02
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=9404.T&d=1y