時差の関係で海外のエイプリールフールネタで本日は盛り上がっている。
今年はBBCの空飛ぶペンギンニュースが一番ホットかもしれない。
メイキングもYouTubeのBBC公式サイトに用意されている。
http://www.youtube.com/user/BBC
レポーターがスタジオにいたことのほうが、ペンギンが空を飛んだことより、ショックだ。
英国の公共放送が、エイプリールフールのためにこれだけの映像を作ることにも驚きだが、YouTubeに公式チャンネルを保有しているところも見逃せない。日本でいうとNHKがYouTubeチャンネルを持っているようなものだからだ。
BBCではすでに「iPlayer」というネットを使った番組配信サービスを開始しており、専用ソフトでは、パソコンに取り込んだ番組を30日間保存することができる。また、ストリーミングでは、1週間以内の番組が無料で提供されている(受信料でまかなうため)。
一ヶ月以上前の番組は、子会社のBBC WorldWideを通じて、iTunes Storeなどで、1.89ポンド(約3.7ドル)有料販売している。
YouTubeでは広告を挿入した形で、世界中で視聴できる状況にまできている。
今回の「空飛ぶペンギン」は世界にむけてのBBCコンテンツの販売促進映像として見る事もできるのである。
BBCの放送と通信の融合ビジネスモデル
1.英国内でのテレビ放送 (受信者と国費)
2.iPayerでの専用ソフトによるダウンロードとストリーミングサービス(英国内 無償)
3.iTunes Storeでのテレビ番組販売(子会社の収益モデル)
4.YouTubeによる広告露出(子会社の収益モデル)