【映画】木村拓哉『無限の住人』最高のチャンバラ映画だった Blade of the Immortal

映画『無限の住人』
Blade of the Immortal

最高のチャンバラ映画だった

ネットの評判をみるとSMAP解散後でさんざんだけど、いやあ見事なチャンバラ映画だ。

とにかく殺陣が凄い…。1人で300人近くぶった切る…。
福士蒼汰も斬りまくる…。

日本映画でこれだけ斬りまくる映画は、はじめてなのかも…。そりゃ、売上回収が難しいほど、予算をかけている…。
対決後の死屍累々のアングルは見事だ…。
実際に刀同士の戦場はこんなありさまになっているんだろう…。

また敵役が豪華!出るわ、出るわ…次から次と、濃いキャラが…。
やはりなんといっても、海老蔵がすごいぞ。

市川隼人のキレキャラも良い。
どうして、これだけ、敵キャラが多いのかと思うと…マンガの原作があったからだ。

死なない体…。いや、死ねない体…。痛みはあるが死ねない…。そんなドラキュラ的な運命で、現世を生きる…。なんの為に生きているのか、見失いそうになる木村拓哉。

監督の三池崇史はすごい映画を作ったものだ。

木村拓哉さんの好き嫌いはおいておき、これだけの殺陣を見せてくれただけでもすばらしい…。カメラも長回し。それを片眼で演じているのだからすさまじい…。

空手の試合のたった2分だけでも死にそうなのに…。
役者さんだけには、なりたくないなぁと感じた映画だ。