2020年、東京オリンピックは4Kでなく8Kで見ている

【追記】2014/10/10

テレビ映像ではなく映画の銀塩フィルムのレゾリューションの再現性はすごい!
https://www.youtube.com/watch?v=rHW1yJrrYfo

50年前の映像でも、銀塩フィルムだとこんなにも綺麗なんだ…。80年代のMTVも銀塩フィルムで撮影すべきだったと後悔するんだろうなぁ…。銀塩ならば、8Kでも耐えられるはず! 12Kくらいまでは、大事な映像は、銀塩フィルムという判断なのかも…。

東京オリンピックから50年目。当時は写真さえも高価で、フラッシュはいつも電球のように高価であった。目をつぶると、現像されてから、どやされるので、写真が嫌いだった。

すでに4Kカメラは普及期に…。問題は4Kモニタだわ。
8Kモニタ出てくる頃には、4Kのほうが安いかも。
しかも、液晶大型リビング専用モニタではなく、タブレットのRetinaとかそんな8Kになっているのかも。

 

2014年、携帯電話でスペックだけでは、4Kで動画を撮影できる機種が増えてきた。

これはもう、おっさんでもおばちゃんでも、4Kで動画を撮影する時代の幕開けである。しかし、4Kの威力を発揮、堪能するためには、4Kテレビが必要だ。

しかし、4Kテレビを買ったところで、4Kテレビ放送は、まだはじまっていない。いや、ハイビジョンになって理解していると思うが、テレビのお笑い番組をアナログからデジタルハイビジョンになっても、お笑いはお笑い。4Kになっても、8Kになってもあまり変わらない。

だから、4K 8K時代になっても、テレビ放送には、あまり未来を感じない。

むしろ、劇的な変化は、ネットやモバイルの世界だ。まだまだ、YouTubeなどは、オンデマンド方式が主流だが、ツイキャスやUstream、ニコニコ生放送などの生放送には、素人ながら、定期的に配信する個人放送局がふえつつある。

収益がなくても、好きでやっていて、100万人視聴者がいなくても、1,000人視聴者などの番組は、時々見かけることがある。

彼らが、自由に安価になった4K機材を扱うのに、あと5年(2019年)いや、あと3年(2017年)もかからないだろう。

すると、4Kテレビの主役は、万人向けのテレビの放送よりも、よりマニアックでフォーカスが絞られた個人放送に向いていくと考えられる。

そして、現在主流のAd WordsとAd Seenseのようなマッチングシステムによる広告挿入が企業が、直で個人の番組にアドネットワークが組めるような取り組みも考えられる。

現在のブログなどのアドネットワークの動画版だ。実際にYouTubeにはそのような「MCN(マルチチャンネルネットワーク)」のしくみが構築されてある。

すると、個人でもそれが本業になる人が、定期的に番組を制作はじめることができることによって、ロングテールなテレビ局が生放送からオンデマンドにいたるまで沢山登場してくるのだ。

それらが、あと3年から5年。すると、もうテレビとしては、4Kでの放送よりも、放送業界はさらに上の8Kを推進させようとする。中途半端な消費税8%の4Kを導入するよりも、次がわかっている8K。10%消費税で対応しようと考えるからだ。

よって、2020年の東京オリンピックは、試験放送だけでなく本格的な8K番組が登場することだろう。

今回の4Kと同じく、プロ機材と一般コンスーマー用の8K機材は同じタイミングでリリースされることになるだろう。むしろ、出力の制約を受けないコンスーマー用の8Kのほうが早く登場することだろう。

プロの映像よりも、素人の映像のほうが、画質はキレイの時代がやってくる。

 

 

スポンサーリンク



スポンサーリンク